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Friday, April 17, 2020

マスク製造に新たな参入の動き|NHK 兵庫県のニュース - nhk.or.jp

新型コロナウイルスの影響で医療現場を中心にマスク不足が深刻化するなか、兵庫県内でも使い捨てのマスクを作ろうという動きが広がっていますが、部材の価格が高騰するなど、簡単には増産ができない実情も見えてきました。

【マスク製造新規参入の高い壁】
尼崎市で工場などで使われる業務用の洗浄機を製造している「ショウワ」では、国の補助金も受けて生産設備を導入し、医療現場でも使用できる使い捨てマスクの生産に乗り出しました。
しかし、すぐにマスク作りの難しさに直面したといいます。
使い捨てのマスクは不織布、フィルター、ゴム、それに顔に密着させるためのワイヤーといった部材から作られています。
こうした部材は新型コロナウイルスの影響で、マスクをつける文化がなかった欧米諸国でも使い始めたため、世界中で奪い合いが始まっているというのです。
なかでも、特に手に入らないのがフィルターです。
この会社では中国からの調達を目指していますが、ことし2月には1トンあたりおよそ1万元、およそ15万円だったものが、今週送られてきた見積もりでは60倍の60万元、およそ900万円にまで高騰したといいます。
藤村俊秀社長は「値上がりどころの騒ぎじゃない。日々あがっていってるのが現状じゃないですか。それでも入手が困難だ」と話しています。
また、部材を調達できたとしても生産は簡単ではありません。
安定して同じ部材が手に入らないため、調達先が変わるたびに機械の調整が必要になり、安定的に生産するのが難しいのです。
今月15日、会社に取引先から突然、連絡がありました。
中国産のフィルターが1トンあたり45万元、およそ675万円で手に入るというのです。
会社はすぐに2トン分、購入することを決めました。
この量があれば2、3か月は生産が続けられるといいます。
会社では高騰する部材をなんとかかき集めて、来月中旬ごろまでにマスクの販売をはじめる計画で、購入を希望する場合は、会社のホームページから問い合わせてほしいということです。
藤村俊秀社長は「困っている医療機関などにマスクを届けられるよう、まずは毎月100万枚を作れるような体制を構築したいというのが当面の目標です」と話しています。

【地場産業の強み生かし 部材代用してマスク製造】
このようにマスクの部材が手に入りにくくなるなか、ほかのものを代用してマスクを製造する動きも始まっています。
神戸市長田区では、地場産業のケミカルシューズを製造している3社が、先週からマスクの販売を始めました。
使っているのは、靴のインナーに使われているウレタン素材です。
この素材には、抗菌や防臭の機能があるほか、伸縮性があるのでマスクに転用できると考えたのです。
マスクは水洗いが可能で、毎日つけても2週間程度、使用できるということです。
新型コロナウイルスの影響で、本業の靴の受注が激減するなか、今週からはさらに5社のメーカーが加わり、生産体制を増強しました。
生地の裁断や縫製などの作業を分担しながら、1か月あたり8万枚の生産を目指していて、会社のホームページから注文を受け付けているということです。
「Link」の正木勝欣代表は、「周りを見渡しても“マスクが無い”と困られてる人が大勢いらっしゃるし、神戸で靴作りに携わっている人たちの職人さんたちの技術なり、そういったものを活用して、皆さんにつながればなと思っています」と話していました。

【伝統産業「播州織」のマスク人気】
西脇市の伝統産業「播州織」のマスクも人気を集めています。
播州織のマスクを作っているのは、西脇市で播州織でズボンやショールなど、新しい商品を次々と生み出してきた会社「玉木新雌」です。
マスク不足が深刻化する中、新たな需要を見込んで、今月からマスクの製造を本格的に始めました。
糸を先に染めてその糸で布を織る「先染め」が特徴の播州織。
この会社では、織りの工程で縦糸と横糸の色や組み合わせをさまざまに変えるため、同じ柄の布は1つもありません。
さらに、裁断を工夫し、出る柄をすべて変えていて、マスクも1つとして同じ柄のマスクがないすべて「一点物」です。
価格は2200円と高めですが、すでに1万枚以上の注文を受け付ける人気で、今では、ほかの商品作りをやめ、スタッフ全員でマスクの製造を行っています。
会社の代表の玉木新雌さんは、「こういう暗いときだからこそ、人を元気に明るくすることが必要かなと思います。何を身につけるか、何を着るかとかということはすごく大事なことで、自己表現も大切な楽しみですので、ぜひマスクでも同じことをやっていただけたらうれしいなと思います」と話していました。

【マスクのゴムに切れ端を活用】
下着や靴下を製造している加古川市の会社では、製品をつくる際に不要となった切れ端をマスクのゴムひも代わりとして活用してもらおうと無料で配布しています。
加古川市のワシオ株式会社が配布しているのは、靴下を製造する際に不要となった切れ端で、直径およそ8センチの輪っかです。
肌ざわりがよいため、これまでも市内の高齢者施設でクッションの材料などとして再利用されていて、マスクのゴムひもの代わりに使ってみてはと、市の職員から提案を受けたということです。
折りたたんだハンカチに2つの輪っかを通すだけでマスクは簡単にできあがり、長時間、耳にかけても痛くなりにくいのが特徴です。
会社では、兵庫県靴下工業組合や県内で靴下を製造する会社5社と協力して、先月30日からインターネットで受け付けたところ、17日午前11時までに全国から4800件の申し込みがあったということです。
ワシオ株式会社通販事業部の鷲尾光さんは、「他のゴムより幅が広くて、柔らかいのが特徴です。裁縫なく、持っているハンカチにゴムを通してマスクを作ることができるので子どもからお年寄りまで力を合わせて、感染拡大の防止に取り組んでいただければ」と話していました。
この輪っかは、ワシオ株式会社の通販サイトでのみ、申し込みを受け付けています。
10個1セットで送料のみ負担が必要で、1人1回限りです。
マスクの作り方も通販サイトのホームページで紹介しています。

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April 17, 2020 at 03:57PM
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