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Saturday, March 27, 2021

マスクの内側にガーゼ、漏れ率37%→82%になる理由 - 朝日新聞デジタル

kuebacang.blogspot.com

 新型コロナウイルス対策でマスク生活が日常となる中、肌荒れ対策として、マスクの内側にガーゼを挟んで使う人もいるのでは。しかし専門家は、感染対策としては勧めないという。どうしてなのか。

 気密性が比較的高い不織布マスクをつけていると、吐いた息に含まれる水分で蒸れてしまう。また、肌との摩擦で、肌荒れの原因となる場合もある。女性の場合、マスクに口紅がつくのを嫌う人もいる。

 そのため、ガーゼを不織布マスクと口の間に挟んで使う人がいるが、感染予防の効果に影響はないのか。記者が実際につけて、実験してみた。

 聖路加国際大学(東京都中央区)の大西一成准教授(環境疫学)の協力の下、専用の測定器で「漏れ率」を測定した。

 漏れ率とは、顔面とマスクの間の隙間とマスクの素材自体の隙間から、空気中の粒子がどれだけマスクの内側に入り込んでいるかを示す数値だ。

 0~100%で表され、0%に近いほど、ウイルスなどの粒子の侵入を防いでいることになる。

 不織布マスクを1枚着けて測った時の漏れ率は、約37%だった。だが、不織布マスクの内側に、布マスクに使われているガーゼをはさむと約82%と、漏れ率が大きく上がってしまった。

 水で湿らせたガーゼを入れた場…

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