子どもたちの新型コロナウイルスへの感染も相次ぐなか、松前町の商社が児童養護施設で活用してもらおうと、マスクと消毒液を県に贈呈しました。
８日は歯ブラシなどホテルのアメニティグッズを製造・販売する松前町の商社、山陽物産の関係者が県庁を訪れ、マスクと消毒液を贈呈しました。
贈呈したのは、県のキャラクター「みきゃん」のイラストが箱にかかれたマスク２万枚と、アルコール消毒液２００個です。
山陽物産の武内英治代表取締役が「９日は『共に守るマスクの日』と制定されているので、それに先駆けてマスクを贈呈します」と目録を渡し、県保健福祉部の菅規行部長が「県内の感染状況はまだ収束しておらず、第５波のときには子どもの感染も相次いだので感染対策に活用します」とあいさつしました。
贈呈されたマスクと消毒液は、今後、県内の児童養護施設で活用されるということです。
山陽物産の武内代表取締役は、「去年の１１月から不織布のマスクの製造を始め、主に県内で売ってきました。子どもたちにマスクや消毒液を使ってもらい、感染を減らしたい」と話していました。
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