WHO(世界保健機関)が新型コロナウィルスの流行に対して国際緊急事態宣言を出し、人々の間で感染への心配が広がっている。そこで、筆者が2011年の東日本大震災の際に検討した結果、備蓄しているマスクを紹介し、感染しないためにはどうすればよいのかを経験則から解説したい。
コンビニエンスストアなどで販売されている市販のマスクでは、新型コロナウィルスを完全に防御することはできないと指摘されている。密着度が低いために鼻のわきや頬、アゴなどに隙間ができるためだ。マスクメーカー各社は、ウィルスの遮断率の高さを競っている。
筆者もいろいろな医療用サージカルマスクを使ってみたが、排気弁のない商品や、フィット感がよくない商品、小さすぎる商品などもある。建築現場や医療現場などで使用されているマスクは密着度が非常に高く、外から空気が入らないようになっていて、筆者も密着度、フィット感、細菌濾過率(BEF)、微粒子濾過率(PFE)、呼気抵抗、使用限度時間などを参考に購入を決めています。
サージカルマスクを装着しても、手洗いやうがい、加湿器などの対策は必要です。いろいろな場所を触った手で目など粘膜を触らないことも重要で、除菌ジェルやスプレーで手を除菌することも忘れてはいけません。筆者は現在、外出時は粒子捕集効率95.0%以上である「折り畳み式防護マスク9211 N95」(3M)などを着用しています。
おすすめ商品4選
以下に、筆者が実際に備蓄しているマスクをいくつか紹介します。富士山噴火・噴煙を想定して、噴煙の成分となる細かいガラスから肺機能を保護するために密着性の高いサージカルマスクなどを備蓄しています。ちなみに以下に記す価格は、あくまで通常時の参考価格であり、現在はインターネット通販サイトなどで数倍の価格になっています。
・3M「6800 フルフェイスFull Facepiece Respirator」(通常時の参考価格:約1万円)
・3M「防護マスク 8233 N100防塵マスク国家検定区分3」(通常時の参考価格:約1000円)
・3M「折り畳み式防護マスク9211 N95」(価格時の参考価格:約300円)
・興研「サカイ式 ハイラック 355型 DS2合格品」(通常時の参考価格:約300円)
上記のなかで筆者がもっとも多く備蓄しているのは、3M「折り畳み式防護マスク9211 N95」で、これを100枚ほどと、弁付き密着マスクを各数十個備蓄しています。
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February 13, 2020 at 03:40AM
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新型肺炎、“極めて感染防止効果の高いマスク”商品4選…高い密着率&遮断率 | ビジネスジャーナル - Business Journal
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