ロック解除だけではない。Face IDを使ったウェブサイトやアプリのログイン、決済などの認証も、マスクを装着したまま行える。ものすごく便利だ。
このことを先日記事にしたところ、やはりというべきか、「自分はできない」という反応が多く寄せられた。
中には「フェイクニュース」「記事を撤回しろ」などというお声も頂いたが、実際に出来るのだから仕方ない。
「アップルが正式に発表したのか」というメールも届いたが、もちろん発表などしていない。そもそもセキュリティ上重要な事柄を、アップルがわざわざ大々的に発表することは考えにくい。
今のところわかっているのは、「私の環境では、マスクで鼻と口を隠してもFace ID認証が可能になった」ということだけだ。
「できません」という報告は、個人的にも受けている。妻や編集部内のiPhoneユーザー、ライターさんなどが、マスクを着けた状態での認証にチャレンジしたが、解除できた人はいなかった。私も2日前までは認証されなかったので、相当の学習を重ねないとできないのだろう。
ともあれ、何らかのアルゴリズムの変更により、学習が進むと鼻と口をマスクで隠しても認証されるようになったのは確かだ。
では私のiPhoneでどのように学習が進んだのか、その学習をどうすれば再現できるのか。率直に言って現段階で明確な答えはないが、そのヒントになりそうな情報をいくつか挙げていこう。
まず私の環境や状況だが、デバイスはiPhone 11 Pro Maxで、OSはiOS 13.3.1となる。
そして重要ではないかと考えているのは、この2-3週間ほど、マスクをほぼ着けっぱなしで生活していたということだ。そして、マスクを着けたままロック解除しようとして撥ねられるたび、パスコードを入れて解除していた。
マスクを着けていると認証されないのがこれまでの常識だったので、毎回マスクを顎のあたりまで下ろし、Face ID認証を行う方も多いだろう。だがこれでは、マスク姿をFace IDが学習できない。何回撥ねられても、めげずにマスク姿で認証を試し、パスコードを入れることを繰り返してみてはいかがだろうか。
また、数日程度でFace IDから信用されるとは考えない方がよい。私の場合、数週間に渡ってマスク生活を続け、上記の操作を繰り返した。これによって信用度が高まった可能性がある。逆に言えば、すぐに学習されてしまうようではセキュリティに不安が残る。
なお、画面注視認識機能は「オン」にしていた。この機能は、Face IDにも使われるiPhoneの深度センサー「TrueDepthカメラ」を使って、画面を見ているかどうかをiPhoneが自動認識するというもの。ディスプレイを見ていないとき、自動的に画面を暗くする機能などに使われる。これも何らかの関係があるかもしれない。
ちなみに、今回マスク着用時でロック解除できるようになったあとは、設定から「画面注視認識機能」「Face IDを使用するには注視が必要」の両方をオフにしても、問題なく認証された。
マスクの種類が関係しているかもしれないとも思い、ふだん使っているアラクスの「PITTA」というマスクから、通常の不織布の白いマスクに変えてみた。結果、何事もなかったかのようにすんなり認証された。マスクの種類はあまり関係なさそうに思われる。
いま検討しているのは、Face IDのデータをいったんリセットすることだ。リセットすれば、マスク姿での認証解除はできなくなるはず。そこからふだん行っている動作を記録しながら、いつ認証できるようになるかを観察し、学習に必要な期間や回数を調べてみたい。…などと考えながら、マスク姿で認証されるのが便利すぎるため、検証開始に二の足を踏んでいる。
"マスク" - Google ニュース
February 25, 2020 at 04:15AM
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マスク装着しながら「Face ID」ロック解除、どうすればできるようになる? - PHILE WEB
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