新型コロナウイルスの感染リスクを防ぐための方法として、マスクは欠かせない。少しでも感染リスクを減らすためにも、マスクは正しい方法で装着しよう。そこで今回は、マスク着用の基本をおさらいするために、国内大手マスクメーカー、ユニ・チャームに不織布マスクのNGな装着方法と正しい装着方法を聞いた。
不織布マスクのNGな装着方法
一般的な形状の不織布マスクの中でも、ユニ・チャームの不織布マスク「超快適マスク」や「超立体マスク」シリーズを例に、ユニ・チャームにNGな装着方法を聞いてみた。担当者は次のように答える。
「弊社マスクには『ノーズフィット』というものが設けられています。これはマスクの鼻部分にある、鼻の形に合わせて変形する形状記憶樹脂で、スキマができやすい鼻にフィットさせるためのものです。このノーズフィットを正しく使うことがマスクの機能を最大限活かすポイントになります」
「ノーズフィットをしっかり鼻に沿うように曲げた状態で、さらにプリーツを広げた場合、捕集効率が最も高まるという分析結果があります。一方、ノーズフィットを曲げず、さらにプリーツも広げない状態では、捕集効率は約10%まで低下するということが確認できています。また、ノーズフィットを曲げずに、プリーツだけ広げると、捕集効率は約30%となります」
正しい装着方法
ユニ・チャームの担当者によれば、ノーズフィットを曲げてプリーツ部分をしっかりと広げ、隙間を作らず顔を覆うことがマスクの正しいつけ方という。
マスク装着の手順を教えてもらった。
1.マスクを取り出し、肌と接触する面を内側に2つ折りする。
2.鼻に隙間ができないように、ノーズフィットを鼻の形に折る。
3.耳かけの下側を耳側に引っ張ると、上側の耳の付け根が痛くなりにくい。
4.鼻の部分を押さえながら、顎下方向に広げる。
5.最後に、両手で顔全体にフィットさせるようになじませる。
ちゃんと装着できていると思っていても、実は鼻とマスクの間にすき間ができてしまっていることもある。まずは2つ折りしてから、ノーズフィットを鼻の形に折り、プリーツを顔全体にフィットさせるようにしっかりと広げる。この着用方法の習慣をつけるとよさそうだ。
鼻や顎がむき出しになるのもNG!
ところで、マスクを着けたときに鼻がむき出しになっていたり、顎がむき出しになっていたりすることは、やはりNGであるようだ。
自治医科大学附属さいたま医療センターの公式ページによると、鼻や顎がマスクで覆われていないつけ方はマスクの機能を最大限発揮できないという。
ユニ・チャームが解説した正しいマスクの装着方法に加えて、鼻や顎をきっちり隠すこともポイントになる。
これらのマスクの着用方法は、とても基本的なことではあるが、ちょっとしたことでマスクの機能が十分に発揮されないこともある。ぜひ注意して正しいマスクの装着で、ウイルス飛沫や花粉の侵入を遮断しよう。
取材・文/石原亜香利
"マスク" - Google ニュース
March 08, 2020 at 05:01PM
https://ift.tt/2IsSnif
正しく着けていないと意味がない!効果を生むマスクの着け方 - @DIME
"マスク" - Google ニュース
https://ift.tt/2SjflOr
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update
No comments:
Post a Comment