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Sunday, May 17, 2020

マスク販売増えた? トラブルも増加 (1/2) - ITmedia

産経新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、各地で品薄状態が続いていたマスクが、少しずつ店先に並び始めている。衛生用品販売とは関係がなさそうな業種の店頭にも登場しており、高騰していた価格も下がり始めた。品薄は解消されつつある一方、マスクをめぐるトラブルにも注意が必要のようだ。(小泉一敏、石川有紀)

 《いつドラッグストアで普通にマスクを購入できるようになるのか》(堺市の79歳男性)

 5月上旬、複数の読者からこんな疑問が寄せられたが、大阪市内の商店街では意外な場所でマスクが山積みされていた。

 《マスク入荷しました 数量制限なし》

 商店街にある衣料品店や金券ショップなどの店頭で、価格は税別で1箱50枚入り2千円台が多く、いずれも中国製だった。

 「衣料品の製造を中国で行う関係で、商社を通じて輸入した」。4月中旬から販売する衣料品店の男性店主は明かす。当初は3700円だったが、競合店が増えたため1900円に値下げ。「この値段では赤字。在庫を早く売り切りたい」と話す。多くの店で「連休以降はほとんど売れない」との声も聞かれた。

 直接来店した中国の商社関係者からマスクを仕入れた店主も多い。多様な業種の店にマスクが並ぶ状況に、「転売ではないか」と警察への通報も相次いだという。ある店主は「商社から輸入したため、転売ではない」と話す。

産経新聞

 品薄は解消されつつあるのか。国内メーカーでつくる全国マスク工業会の担当者は「5月に入って供給が回復しつつある」と説明する。2〜4月は新型コロナウイルスに花粉症シーズンも重なったことで、品薄状態が続いたが、花粉症のピークが過ぎたことや、布マスクの利用普及で需要は落ち着きつつあるようだ。

 同工業会によると、平成30年度の国内のマスクの8割が輸入品。感染拡大で需要に追い付かない状態が続き、既存メーカーだけでなく異業種も参入し増産が進む。

 工業会の会員メーカーは品質の基準を満たしたマークを表示し通常価格で販売することがほとんどで、「街中で価格急落している商品は会員以外の商品が大部分だろう」と同会担当者はみている。

 一方、マスクをめぐるトラブルも増えている。国民生活センターには、3〜4月に「注文した覚えのないマスクが送り付けられた」との相談が急増した。身に覚えのないマスクが届く「送り付け商法」の相談は5月10日までに978件に上る。

 代金を支払った例は数件にとどまるものの、中には代金引換で届いた荷物に1万5千円支払ったところ、中身は注文していない50枚入りマスク1箱という悪質なケースもある。

 消費者庁の担当者は「商品を送り付けられた場合には、代金の支払いや事業者に連絡する必要はない」とした上で、「商品の送付があった日から14日間が経過すれば、商品を処分しても支払い義務はない」と説明。身に覚えのない代引き荷物の場合は支払いをせず、受け取りを拒否することを勧めている。


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