夏が近づき、新型コロナウイルスの感染防止策として定着したマスクの着用で、熱中症のリスクが高まる懸念が強まっている。岡山県倉敷市児島地区の観光名所「児島ジーンズストリート」には、着用して涼しいマスクの自動販売機が設置され、住民らから人気を集めている。
販売するのは、自動車シートの縫製などを手掛ける「渋谷商店」(倉敷市児島下の町)。ウイルスの感染拡大でマスク不足となって製造を始めたが、夏が近づくにつれ、社員から「普通のマスクでは暑い」などと声が上がり、新たに夏用のマスクを開発した。
開発した夏用マスクはメッシュ生地をガーゼとシルクで挟んだ構造で、ポリエステルや不織布を使う標準的なマスクよりも蒸れが少なく、涼しいという。サイズは「幼児」(縦9センチ、横13センチ)から「大きめ」(縦14センチ、横21センチ)まで4種類あり、色もピンクや青色など5色ある。
同社には通販以外の販売手段がなかったため、中古の自動販売機を購入して同ストリートに設置。購入すると、ひんやりと冷やされた円筒型容器に入って出てくるようになっている。
政府の専門家会議が示した「新しい生活様式」では、外出時に会話する際などには、症状がなくてもマスクを着用するよう求めている。その一方、着用で体の熱が放出されにくくなり、体内温度が上昇。口の中は湿っているので水分が足りていると錯覚して脱水症状を起こし、熱中症のリスクが高くなる恐れがあるという指摘もある。
このため、環境省などは「屋外で人と十分な距離が確保できる場合はリスクを考慮し、マスクを外す」「マスク着用時は強い負荷の作業や運動は避け、のどが渇いていなくてもこまめに水分補給を心掛ける」として注意を促している。
開発したマスクは、5月中旬に自動販売機を設置して以降、約1000枚が売れたという。同店社長の渋谷敏夫さん(62)は「反響の大きさにびっくりしている。熱中症に気をつけつつ、新型ウイルス対策として長く愛用してもらえたら」と話している。
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June 06, 2020 at 09:47PM
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ひんやーり、夏用マスク人気「反響の大きさにビックリ」 - 読売新聞
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