kenia714
アメリカ・カリフォルニア州に住むケニア・バラガンさんが用事で外出した時のことです。彼女は屋台で食べ物を売っている高齢の男性に目を留めます。
そのおじいさんは『タマレ』というメキシコ料理を売っていたのだそう。
ケニアさんは持っていた現金をおじいさんに手渡して、「そのタマレはほかのお客さんのためにとっておいてください」といいました。
そのままおじいさんと少し話をした彼女は、彼がジョエルさんという名前で年齢は94歳であること、脚が悪くてボロボロの車いすを使っていること、また日々の食費を稼ぐために屋台でタマレを売っていることなどを知ります。
94歳という高齢のジョエルさんが肉体的にハードな仕事をしている理由は「誰にも雇ってもらえないから」ということでした。
その話を聞いて心を痛めたケニアさんは、ジョエルさんにサンドイッチをご馳走し、「困ったことがあればいつでも連絡をください」と自分の電話番号を渡したといいます。
ジョエルさんは彼女の親切に感激して涙を流しました。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
見ず知らずのおじいさんを助けたい。女性の優しさが伝染していく
ケニアさんはジョエルさんを助けたくても自分1人では限界があると思ったのでしょう。
彼女は一連の出来事をInstagramに投稿し、「もし彼を支援したいと思う人は私に連絡してください」と呼びかけます。
すると投稿が拡散され、「彼を助けたい」というコメントが続々と寄せられたのです。
その反響を受けてケニアさんはジョエルさんのために寄付金サイトを立ち上げたところ、どんどん寄付が集まりました。
また最初の投稿の2日後には、新しい車いすをもらったジョエルさんの写真が公開されました。
ジョエルさんの寄付は最終的になんと8万5千ドル(約890万円)が集まりました。このお金があれば彼はもう生活の心配をすることはないでしょう。
ケニアさんは海外メディア『FOX11』の取材でこう語っています。
私はいつも誰かを助けたいと思っていました。今回のことはその出発点になりました。
私たちはみんなお互いを気遣う必要があります。もしあなたがお金を寄付できないなら、誰かのために祈ってあげたり、手を貸してあげたり、相手のことを知るために時間を作ってあげてほしいです。
FOX11 ーより引用(和訳)
ジョエルさんは多くの人から寄せられた好意に「人生を変えてくれるギフトです」と感謝しているそうです。
誰かが何かに困っていたら、助けたいと思う人はいるでしょう。
ただ困っている本人が、見知らぬ人に「助けてほしい」とお願いするのは簡単なことではありません。
だからこそケニアさんのように、気付いた人が声をかけ、そのきっかけを作ってあげることが大事なのかもしれませんね。
[文・構成/grape編集部]
"屋台の食べ物" - Google ニュース
July 29, 2020 at 11:10AM
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