■連載/阿部純子のトレンド探検隊
ひんやり感があるのにフィルター機能も兼ね備えている
マスク必須の今夏、連日の猛暑で辛い思いをしている人も多いだろう。冷感マスクが数多く出回る中、6月末に発売されたアクアバンクの「COOLMAX」は初回生産35万枚が即日完売、「ひんやり感が実感できる」と話題になり、累計受注100万枚を突破した。
「COOLMAX」をさらに改良した新製品「COOLMAX Premium」は現在先行受注中で、8月11日より順序発送を開始するが、こちらも非常に注目度が高く、発売前に累計150万枚を受注している。
「COOLMAX」が売れている背景には、「夏マスクは涼しいが、ウイルスや飛沫対策としての本来のマスク機能に不安がある」、「価格が高いわりには冷たさを実感できない」といった、夏マスクが持つ課題をクリアした点にある。
独自の素材、編み方を開発した「COOLMAX Premium」は、Q-MAX値が0.5以上のリアルに冷たいマスク。Q-MAX値(接触冷湿感評価値)とは、人の肌から物への熱の移動量を数値化したもので、値が高いほど冷たく感じ、0.2w/㎠以上が冷たく感じる目安となる。
冷感だけでなく弾力や伸縮性、肌心地を求めた、5種類の繊維を編み込んだアクアバンク独自開発の「スパイラルウェブ編み」の生地により「冷感マスク」のQ-MAX値0.551を実現した。
多くの冷感マスクがポリエステルを使用しQ-MAX値が0.3前後であるのに対し、マスクの原材料としては珍しい超高分子量ポリエチレン繊維を採用し、冷感素材のアイスシルクを5.3%混紡した新素材を開発。また、着用時の蒸れ防止のため、綿を混紡し快適度が上がる仕様になっている。
グレードアップした「COOLMAX Premium」では、接触冷感素材のアイスシルクを初回開発「COOLMAX」の4.6%から5.3%に増量し、ひんやり感アップを追求。 初回販売した「COOL MAX」は着用時−2℃だが、改良した「COOLMAX Premium」は着用時−3℃を実現している。
フィルター性能試験で3つのマスク性能指標をクリア、エビデンス取得したマスク性能も備えている。マスクのフィルター性能基準となる、微粒子捕集効率(PFE試験による)99%、
ウイルス飛沫カット(VFE試験による)99%、咳やくしゃみの捕集効率(BFE試験による)99%、花粉や飛沫、PM2.5等「0.1μm単位」のウイルス、微粒子を99%カット。鼻からあごまでをすっぽり覆う、マスクとして安心できるサイズ感になっている(下記はイメージ画像)。
【AJの読み】夏マスクとして理想に近い
ここ10年は風邪も全然ひかない、花粉症でもない、という自分は今までマスクとは縁遠い生活を送ってきた。インフルエンザ対策として満員電車の時間帯を利用するときだけ、マスクをしていたが、真冬でも暑苦しくてすぐに外してしまっていた。この世で嫌いなものベスト3に入るほどマスク大嫌いの自分が真夏にマスクを着けるとは、想像もできなかった状況。
不織布マスクは暑くて絶対に無理なので、「夏マスク」と名の付くものを片っ端から購入、サイトやクラウドファンディングで新しいものを見つけるたびにポチって、マスク代に2万円以上費やして、いろいろと試してきたが……。
やっぱりムリ!暑い!さらに涼しさを求めてゆるゆるサイズで着けてしまい、顔とマスクに隙間ができてしまって、もはやマスクとして機能していないのでは、と虚しさを感じることも。
ダメもとで試してみた「COOLMAX Premium」だが、顔に着けたときのひんやり感は今までなかった冷感。長時間着用しても快適さを保つ工夫もあり、フェイスラインにぴったりフィットする3D立体構造と、耳ヒモの長さ調整ができるアジャスター付きで、フィット感は抜群なのに蒸れる感じがない。しかも、長時間使用でも口臭などのニオイ移りがほとんどないことにも驚き。
そしてなによりうれしいのが、2枚入りで880円(税別)というお値段。1枚440円!今まで散財してきた2万円は一体なんだったんだろう?と思ってしまうお手頃価格。手洗いして繰り返し使えるうえに、生地の端がほつれにくい編地を採用しているので、繰り返し洗濯しても、使い古し感が出にくいのも大きなポイント。
4回使用して洗濯したもの(下)と新品を比較しても、ほつれや縮みなどの使い古し感は出ていない。今回はサンプル版を使用したため、洗濯でロゴが薄くなっているが、製品版ではロゴの印字は落ちにくくなっているとのこと。
また、メーカーに聞いたところ、繰り返し使用すれば生地自体はほつれる可能性はあるが、手洗いで20回~30回洗濯しても機能は維持されるという。
「COOLMAX Premium」を水につけるとよりひんやりして、扇風機やエアコンの冷風で冷やすとさらにひんやり感がアップ。長時間使用で冷感を感じにくくなったときなどおすすめだ。ただし、女性の場合はメイクが落ちてしまう可能性もあるので注意。私は外出先では、ハッカオイルをマスクにスプレーしてひんやり度を上げている。
文/阿部純子
"マスク" - Google ニュース
August 17, 2020 at 08:38AM
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涼しいマスクを求めて散財し続けた記者がやっと見つけたリアル冷感マスク「COOLMAX Premium」 - @DIME
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