アパレル企業が夏でも快適に着用できる夏マスクの販売に続々と乗り出しています。短期連載「夏向けマスク試着レビュー」では、各社のマスクの使用感を20代女性社員Yの視点から徹底レビューします。第7回はミツフジの「100回洗える夏マスク」。
100回洗える夏マスクは、抗菌防臭機能がある銀メッキ繊維配合の専用糸「AG fit AQUA」を編み込んで製作した1層構造のマスク。耳にかける紐にはゴムを使用せず、本体と同様の生地を採用しています。公式サイトによると、家庭用洗濯機での洗濯耐久性は商品名の通り約100回。カラーはグレーのみで、ワンサイズ展開です。
素材：AG poss（ナイロン100％、銀めっき加工）57％、ポリエステル29％、ポリウレタン14％
サイズ：14.5cm×16.5cm
価格：税別3000円
銀めっき繊維を織り込んだマスクのため、光の当て方によって生地がキラキラと見えます
耳にかける紐はゴム不使用
・レビュー方法について
レビュー方法は、フルメイクをした後にマスクを着用（ベースメイクは下地、コンシーラー、ファンデーション、フェイスパウダー）。8時間マスクを着けて生活し、「快適さ」「フィット感」「ファンデの落ちにくさ」「コスパ」の項目で評価します。
■感想
快適さ ：★★☆
フィット感 ：★★★
ファンデの落ちにくさ ：★★★
コスパ ：★☆☆
生地はタオルのような肌触りで、さらさらとした着け心地が気持ち良いです。生地には若干の硬さを感じましたが、使用していくうちに顔に馴染んでしっかりとフィットします。立体構造なので呼吸もしやすく、リップがマスクに付着することはなかったです。また、肌にピタッとくっつく素材ではないのでファンデ落ちは全く気になりませんでした。ただ、ツルツルとした素材ではないので、肌荒れしている場合はマスクが擦れると刺激を感じるかもしれません。
耳にかける紐は太めの作りなので耳が痛くなることはありませんでした。価格は1枚あたり3000円とコスパは良くないですが、メイクの落ちにくさや肌触りの良さがかなり好みだったので、もう1枚買おうか検討中です。
★日本衛生材料工業連合会によると、マスクには適性のサイズがあるそう。顔に合わないマスクでは、花粉や細菌が隙間から侵入する恐れがあります。同協会が推進するマスクサイズの測り方は以下の通り。参考にしてみてください！
・親指と人差し指でL字形を作る。
・L字形にした状態で、耳の付け根の一番高いところに親指の先端を当て、鼻の付け根から1センチ下のところに人差し指の先端を当てる。
・親指から人差し指までの長さを測れば、それがサイズの目安に。
測った長さが、9～11センチ→子ども用サイズがおすすめ
10.5～12.5センチ→小さめサイズがおすすめ
12～14.5センチ→ふつうサイズがおすすめ
14センチ以上→大きめサイズがおすすめ
■100回洗える夏マスク：販売サイト
問い合わせ先：hamon.mask@mitsufuji.co.jp
■「夏向けマスク試着レビュー」バックナンバー
【vol.1】小松マテーレの「ダントツマスクール」
【vol.2】無印良品の「サッカー織りマスク」
【vol.3】サトーの「ice mask」
【vol.4】ヨネックスの「スポーツフェイスマスク」
【vol.5】青山商事の「抗ウイルス加工マスク・冷涼タイプ」
【vol.6】トゥーアンドフローの「真夏の夏マスク」
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