ゲーミング製品の Razer が、ゲーマー向けの『世界でもっともスマートなマスク』Project Hazel を公開しました。
口元が見え表情が伝わる透明な樹脂製マスクに、マイクとアンプを内蔵してマスクごしでも大声を出さずに会話できるボイスアンプテクノロジー、密閉を助けるシリコン製のノーズガード、N95グレードのフィルタ、蒸れや曇りを防ぐアクティブベンチレータなどの機能を搭載。
Razer らしいハイテクを投入することで本格的なマスクとしての性能を備えつつ、マスクでコミュニケーションが妨げられる課題の解決を目指します。
約1677万色から選んでカスタマイズできるRazer Chroma RGBライトももちろん標準装備です。
Project Hazel は、新型コロナウイルスの流行に際して自社の製造ラインを割いて医療用マスクを生産し、100万枚以上を現場の保健衛生従事者に寄付してきたという Razer が、いわゆるニューノーマルの時代とゲーミングコミュニティに向けて、使い捨てマスクによる廃棄物の問題や、マスクで社会的なコミュニケーションが妨げられることなど、従来型マスクの課題を解決するスマートなマスクを追求したプロジェクトです。
フィルタは当然ながら交換でき、アクティブベンチレータは専用ケースにしまうたびに再充電される仕組み。専用ケースはUVで全体を消毒します。
Razer のゲーミングコミュニティ向けデザインとして、当然のようにChroma RGBライトを搭載。約1677万色と発光パターンを選んでカスタマイズできます。
Project Hazel は、将来の製品化に向けて研究開発を続けフィードバックを募るためのコンセプトという位置づけ。
すぐ買える製品としての発表ではないものの、Razer が家電見本市CESのたびに発表してきたコンセプトは改良を加えて、あるいは部分的に実際のプロダクトにつながった例もあります。
特にRazer はかつての周辺機器メーカーから、ゲーミングコミュニティ向けのライフスタイルブランドに拡大しつつあり、ゲーマー向けの実用性とスタイルを備えたアパレルやギアも扱っていること、ニューノーマルの時代においても対面のコミュニケーションは重要であること、すでにロゴ入りの布製マスクを30ドルで売っていることからすれば、Hazelから一部の機能を簡略化した「カッコいいクリアマスク+レスピレーター」として商品化されても不思議ではありません。
からの記事と詳細 ( Razerが『スマートゲーミングマスク』発表。マイクとアクティブ換気フィルタ搭載、もちろん光ります - Engadget日本版 )
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