新型コロナウイルスの感染リスクがある中で仕事を続ける人らに感謝を伝えようと、兵庫県播磨町教育委員会は、ハートマークと「ありがとう」の文字をあしらったシールを作り、マスクに貼る取り組みを進めている。16日までの間、同町職員や町内の子どもら計5300人が貼り、思いを発信。町内の9校園では順次、外側のフェンスなどに、郵便局員やごみ収集作業員らへのメッセージも掲げる。
感染者や医療従事者への差別、偏見を防ぐ人権教育「ありがとうプロジェクト」の一環で、昨年に続いて実施。プロジェクト全体の予算は60万円となる。
シールは、マスク姿では表情が見えにくく、相手に気持ちが伝わりにくいと考え、新たに企画。縦2・5センチで、幅は約3センチと約4センチの2種類、デザインは計5種類ある。町職員や小中学生、播磨南高校の生徒らがマスクの端に貼り、町役場窓口で希望者にも配る。
9校園のうち蓮池幼稚園(同町西野添2)では、5歳児による笑顔の似顔絵と「ありがとう」の文字を、フェンスに掲示している。
24日~8月31日には、住民からもメッセージを募集。用紙は町広報誌「広報はりま」8月号に印刷するなどして配る。身近な人らに向けた感謝を記し、4カ所のコミュニティセンターに提出すれば、同2日~9月30日に展示される。町教委生涯学習グループTEL079・435・0565
(門田晋一)
【兵庫のコロナ情報】←最新のコロナニュースはこちら
からの記事と詳細 ( マスクで感謝伝えよう 「ありがとう」シール配布 - 神戸新聞 )
https://ift.tt/3hAn5sc
No comments:
Post a Comment