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Wednesday, July 14, 2021

むしろ小学生の「熱中症」が危険…「基本マスク着用」な体育がハイリスクな理由 - 現代ビジネス

kuebacang.blogspot.com

プールにマスクは必要なのか?

オリンピックを前に、コロナ感染対策の徹底が叫ばれる日本。しかし、大人と子どもの感染症対策を同じにするのはおかしいとの声が小児科医から上がっている。暑い季節の感染対策、どのように考えれば良いのだろうか。

都内在住で小学生の子どもを持つ母親は、授業参観に訪れた際、教員が子どもを注意する声に驚いた。屋外活動にもかかわらず「こら、そこ、マスク外れているぞ!」とマスク着用を促す声かけがなされたからだ。

5月には大阪府高槻市の小学校に通う5年生の児童が持久走の授業後に体調が悪くなり死亡するというニュースがあったばかりだ。また、今月からはじまったプールの授業では、水泳時に付けられるマスクを導入する自治体が出てきた。小学生の場合、はたして、そこまでしてマスク着用が必要なのか。夏場のマスクに警笛を鳴らす医師もいる。

Photo by iStock

日本臨床スポーツ医学会と日本臨床運動療法学会は昨年夏、運動時のマスク着用について協同で声明を発表した。海外では死亡例もあるとして、屋外運動時のマスクや口鼻を覆うものの着用は、「基本的には推奨しない」という意見を出した。

特に屋外でのマラソンなどの運動の際にはソーシャルディスタンスを取り、マスクを外すように促している。日本臨床スポーツ医学会に所属する筑波大学の渡部厚一准教授は、運動中には、換気量が大きく変化するので、運動中のマスクは通常の生活でのマスクの機能とは異なることに注意すべきだと話す。

「コロナと熱中症のどちらのリスクが高いのかを考えて行動してほしいです」

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