イギリスのジョンソン首相は、新たな変異ウイルスの感染が国内で確認されたことを受け、公共の交通機関でのマスクの着用を義務づけるなどこれまで緩和していた規制を再び強化することを明らかにしました。
イギリス国内では27日、新たな変異ウイルス「オミクロン株」に感染した人が2人確認され、ジョンソン首相は急きょ記者会見を開きました。
この中で、ジョンソン首相は、人口の大半を占めるイングランドでは、公共の交通機関や、小売店でのマスクの着用を義務づけることや、入国する人すべてを対象に、2日以内にPCRの検査を受け、陰性だと確認されるまでは隔離を義務づけるなどとする新たな対策を明らかにしました。
ジョンソン首相は「オミクロン株についてはまだ初期段階で、わかっていないことは多いが、感染拡大のスピードが速く、2回ワクチンを接種していても感染することもあり得るようだ」と述べ、感染拡大のスピードを抑え、ワクチンの追加接種を加速する考えを示しました。
イギリスでは、このところ新型コロナウイルスの1日の新規の感染者が4万人前後となっていますが、死亡する人が比較的抑えられていることから、政府は、ワクチンの効果で重症化を防ぐことができているとしています。
しかし変異ウイルスのアルファ株の感染拡大で、ことし1月には死者が1日1000人を超える事態となっただけに、これまで緩和していた規制を再び強化することで影響を抑えたい考えです。
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