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Thursday, December 2, 2021

福島医大「IgA抗体」活用スプレーやマスク、福島で販売開始 - 福島民友

kuebacang.blogspot.com

 新型コロナウイルスの感染阻止に有効な「IgA抗体」を活用し、福島医大が開発した「IgA抗体配合スプレー」と「IgA抗体マスク」の販売が1日、福島市のいちい街なか店(旧中合福島店1階)で始まった。販売開始直後から多くの買い物客が訪れた。同店での販売は6日まで。

 IgA抗体を使った治療薬の開発を進める福島医大が、研究成果を社会に還元しようと開発した。スプレーは1回の噴霧に約140億個の抗体が含まれており、布マスクや洗えるマスク(ポリエステル素材)に吹き付けて使う。マスクは、フィルターに抗体が吹き付けられている。

 スプレーを購入したパート従業員菅野恵美子さん(65)は「病気の治療中で免疫力が落ちていると思われる妹のために購入した。買えて良かった」と話した。

 このIgA抗体は従来の変異株にも効果があることが確認されているが、医大の高木基樹教授は「オミクロン株への効果は今後検証していきたい」とした。

 スプレーはディー・アール・シー(東京都)が製造し、いちい(福島市)が販売、希望小売価格は1本30ミリリットル3278円。今後、いちい全店で販売予定。マスクはゼファー(須賀川市)が製造を担い、IgA・JAPAN(郡山市)が販売する。20枚入り1箱で希望小売価格3960円。本格的な販売は来年1月からで、県外での販売も想定している。

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