京都市の小学校で、登下校時の子どものたちの見守り活動をしているボランティアに対し、児童たちが日頃の感謝の気持ちを込めて、布製のマスクを贈りました。
京都市上京区にある新町小学校で開かれた贈呈式には、通学路で子どもたちの見守り活動をしているボランティアや児童の代表などおよそ３０人が出席しました。
式では児童たちがボランティアに対して「みなさんのおかげで事故やけがなく安全に登校できます」と感謝の気持ちを述べたあと、学校のイメージキャラクターと、「安全見守り隊」の文字がプリントされた手作りの布製のマスクおよそ５０枚を手渡しました。
コロナ禍で安全に見守り活動にあたってほしいという思いからマスクを贈呈したということで、ボランティアの人たちは今後、このマスクを着けて見守りにあたるということです。
６年生の男子児童は「ボランティアの方が『おはよう』とあいさつしてくれると、すっきりとした気持ちになります。僕たちも一人一人気をつけて、地域の人たちと協力していけたらと思います」と話していました。
マスクを受け取ったボランティアの８３歳の男性は、「こどもたちが事故に遭わないように常に気をつけながら見守っています。こどもたちが楽しく学校に行ってくれたらありがたいです」と話していました。
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