米Teslaや米SpaceXのCEO、イーロン・マスク氏が、米Twitterの株式の9.2%を買収した。米証券取引委員会(SEC)が義務付ける上場企業の株式の5%超を保有する際に提出する報告書で明らかになった。報告書の日付は4月4日、株式を購入した日は3月14日になっている。
マスク氏のTwitterプロフィールによると、同氏は2009年6月からTwitterを使っており、フォロワーは8000万人以上だ。
同氏は3月25日、「言論の自由は、民主主義に不可欠だ。Twitterはこの原則を守っていると思うか?」という投票をTwitter上で行い、続けて「このアンケートの結果は重要になる。慎重に投票するように」とツイートした。このアンケート結果では「No」が70.4%だった。
マスク氏は同日、「Twitterのアルゴリズムはオープンソースであるべきだと思うか?」というアンケートも行った。82.7%が「イエス」だった。
同氏は翌日、「Twitterが事実上のタウンスクエア(自由に討論できる公共の場のこと)として機能しているのに、言論の自由の原則に沿っていないとなると、民主主義が根本的に損なわれる」「新しいプラットフォームが必要か?」とツイートした。
これらのツイートは、株を購入した後のものということになる。
米Financial Timesによると、これでマスク氏はTwitterの筆頭株主になるという。ちなみにTwitterの共同創業者で今は同社を離れているジャック・ドーシー氏の保有株は2.25%だ。
ドーシー氏はマスク氏の2つ目のアンケートについて、「アルゴリズムの選択は、すべての人に開かれている必要がある」とツイートし、4月3日には「発見とアイデンティティを複数の企業に集中させたことは、インターネットに大きな打撃を与えた。私にも責任があることに気づき、後悔している」とツイートした。
米CNNの1日付のデータによるとその時点での筆頭株主は8.39%を保有する米The Vanguard Groupだった。
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