マスク着用を巡り、１９日の専門家会合では「２歳以上の未就学児」の屋外でのマスク着用についても提言があった。
これまでは「無理なく可能な範囲での着用」を呼びかけてきたが、「一律には求めない」と位置付けた。
そのため政府はこの提言を踏まえて方針を見直した。
これに対し、子どもを預かる施設では地域の実情に応じた柔軟な対応が大切だと指摘する。
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福島県会津若松市の認定こども園『子どもの森』
１歳児から６歳児の約２００人が通っていて、２０２２年３月までは屋内外ともに原則マスクは着用せず過ごしていた。
その理由は、子どもたちの“体調管理の難しさ”だけではない。
認定こども園子どもの森・橋本希義園長：「信頼関係だとか愛着形成とか、その辺にどんな影響が今後出てくるのか、大きくなって出てくるのかちょっと見えないので」
しかし、３月に園内でクラスターが発生。
１週間にわたり休園を余儀なくされたことから、保護者と話し合い着用の方針を見直した。
「中に入る時はマスクつけてね。お部屋にある子はお部屋でマスクつけましょう」
息苦しさを判断できる４歳時以上の子どもは、屋内ではマスクを着用。
屋外については気温や、子どもの体調、各家庭の方針などを考慮し、職員が個別に判断することにしたが難しさを抱えている。
年長クラスの職員：「咳とか出ていたら、みんなと一緒にいることは難しいので、そういうところは要注意して見ているんですけど」
そのため【一律にマスクの着用を求めない】とする政府の新たな方針に賛成だが、地域の実情に応じた柔軟な対応が大切になると考えている。
認定こども園子どもの森・橋本希義園長：「その（地域の感染）状況を見て、その都度、保護者に伝えて『今週はマスクしてきてくださいね』とか、流動的な伝え方で動けるといいかなと思いますけどね」
この園では今後保護者と対応を話し合い、マスク着用の緩和を検討していく予定。
からの記事と詳細 ( 2歳以上の未就学児はマスク着用「一律には求めず」方針変更に子どもを預かる保育現場は？ - FNNプライムオンライン )
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