若者を中心に「眉毛メイク」の人気が高まっている。コロナ禍に伴うマスクの着用が続く中、目元の印象を良くしたいという人が増えているためだ。美容サロンや化粧品メーカーは、眉毛メイク専門店の展開や、手入れの仕方をアドバイスするサービスなどに力を入れている。
ウィッグ大手アデランスの眉毛スタイリング専門店「ビューステージ アイブロウサロン 錦糸町」（東京都墨田区）には、２０～３０歳代の女性が多く訪れる。「形はストレートか、アーチ形か」「優しい雰囲気か、キリッとするか」――。客の好みをスタッフが聞いたうえで、眉毛を整えていく。
コロナ禍の２０２０年１１月に東京・新宿で１号店を出店し、現在は北海道、大阪、福岡などで計５０店舗以上を構える。１回あたり６０分で、４０００円前後。最近はどの店も満席が目立ち、就職活動中の学生も多いという。
マスク着用が習慣になり、多くの人の目線が顔の上半分に集まるようになったことで、人気が高まったようだ。政府は、屋外では幅広く「着用不要」のケースを認めたが、依然としてマスク姿の人は多い。アデランスの担当者は「２０２３年２月期の売り上げは前期の１・５倍に増やしたい」と意気込む。
からの記事と詳細 ( マスクの上に目線が集まり…「眉メイク」サロンは満席、マスカラ好調 - 読売新聞オンライン )
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