コロナ下で定着したマスクの影響で、女性のメイクや髪形のトレンドが大きく変化している。若い世代では、韓流メイクの人気がさらに高まっているようだ。今後の流行の見通しを化粧品会社に聞いた。
花王ビューティリサーチ＆クリエーションセンターは、化粧意識やファッション感度の高い人を対象に毎年調査を行い、メイクのカラートレンドや、次の季節にどんな化粧が流行するか予測している。今春、18～59歳の女性650人にWEBでアンケートし、マスクによる化粧と髪形の変化を調べた。
同センターによると、マスク生活が始まる前の2019年春ごろのヤング層（18～24歳）のメイクは韓流を意識し、ファンデーションでしっかりと作り込んだつやのある肌と、目尻にはねるように入れた黒いアイライン、やや光沢を抑えた赤い口紅が特徴だった。
20年にマスク生活が始まると、これが一変した。ファンデーションはマスクに付きやすいため敬遠され、ベースは化粧下地にフェースパウダーを重ねるだけの薄化粧に。チークや口紅もほぼ塗らず、ほおや口元は血色感がなくなった。
代わりに、マスクで隠れない…
からの記事と詳細 ( マスクが変えた化粧と髪 Ｚ世代は「かわいい」から「かっこいい」へ [ファッション] - 朝日新聞デジタル )
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