[ワシントン 7日 ロイター] - 米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は、台湾問題を巡り中国に一部統治を譲ることで対立が解決できるとの考えを示した。
マスク氏は3日にもウクライナにおける戦争終結計画を提案したが、ゼレンスキー大統領などから批判を浴びたばかり。
英紙フィナンシャル・タイムズが7日に報じたインタビューで、「合理的に受け入れ可能だが、おそらく誰もが喜ぶわけではない台湾の特別行政区を検討してはどうか」とし、「香港よりも寛大な取り決めがおそらくできると思う」と語った。
中国政府は台湾が自国の一部とし、統一に向け武力行使も排除していない。台湾はこれに強く反発している。
マスク氏はまた、自身の民間宇宙企業スペースXの衛星インターネットサービス「スターリンク」について、中国政府が同国で提供しないよう確約を求めたことも明らかにした。
中国外務省の報道官は8日の会見でマスク氏の発言について質問され、台湾は中国の「内政問題」とした上で、中国は引き続き台湾独立派を「断固粉砕」するとともに平和的再統一の原則を堅持する方針だと述べた。
からの記事と詳細 ( ウクライナ和平案で物議のマスク氏、台湾問題巡り「特区」提案 - ロイター (Reuters Japan) )
https://ift.tt/7CVNl4Q
No comments:
Post a Comment