ミネベアミツミ(北佐久郡御代田町)は、新型コロナウイルス感染拡大を受けて自社生産していた不織布マスクの販売を終える。総合精密部品メーカーだが、マスクの入手が難しかった2020年4月に工場のクリーンルームを活用して製造に着手。引き合いも強くあったが、着用を個人の判断とする政府指針などを受けて「役目を果たした」(広報・IR室)と判断した。
マスクは当初、従業員らに向けて浜松工場(静岡県袋井市)で製造。供給不足の状況などもあって生産を拡大し、タイや中国の海外工場でも作った。微小粒子状物質「PM2・5」や花粉を99%カットするフィルターを採用し、外部にも販売。これまでに1億1400万枚を製造した。
各工場での製造は既に終了した。販売は同社オンラインショップやアマゾンのウェブサイトなどで続けている。5月末までの予定だが、在庫がなくなり次第終えるという。
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