電気自動車(EV)メーカーの米 テスラを最高経営責任者(CEO)として率いるイーロン・マスク氏は昨年、EV向け電池に使われるリチウムの価格高騰に不満を漏らしていたが、今は少し安堵(あんど)しているようだ。
マスク氏は19日に行われた決算説明の電話会見で、「リチウム価格は一時期、完全に常軌を逸していた」と指摘し、昨年は価格高騰でコスト削減が難しかったが、今は「デフレ圧力のようなものを感じている」と明らかにした。
リチウム相場の指標となる炭酸リチウムの中国相場は昨年11月半ばのピークから半値になった。同じくEV電池に使われるニッケルとコバルトも値下がりした。
それでも、テスラの収益性は今年4-6月(第2四半期)に低下。金利上昇が続けば、同社はEVを引き続き値下げするとマスク氏は語った。
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原題: Elon Musk Relieved That Lithium Prices Are No Longer Insane (抜粋)
(最終段落を追加して更新します。更新前で見出しを訂正済みです)
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