【ニューヨーク共同】米短文投稿サイトX(旧ツイッター)オーナーのイーロン・マスク氏は18日、利用者が他のアカウントをブロックする機能を廃止する考えを表明した。「意味がない」と指摘した。Xへの投稿で明らかにした。
利用者からブロックされたアカウントを持つ人は、ブロックした人の投稿を見られなくなる。誹謗中傷や攻撃的な投稿から利用者を守るために機能しており、廃止されれば影響が出る見込みだ。ただ、実際に廃止されるかどうかは不透明だ。
マスク氏は、ダイレクトメッセージ(DM)についてはブロック機能を残し、特定のアカウントの投稿を自分の端末で見られないようにする「ミュート」機能は維持する考えも示した。
日本ではブロック機能を巡り、Xで260万を超えるフォロワーを持つ河野太郎デジタル相に対し、意見の合わない相手をブロックしていると批判する声もある。河野氏は今年3月の参院特別委員会で「誹謗中傷するような人は遠慮なくブロックさせていただいている」と説明していた。
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