奥野淳也氏
2020年9月、格安航空会社の飛行機内でマスク着用を拒否したことで、世間から非難を浴びたマスパセこと奥野淳也氏。2022年12月、威力業務妨害などの罪に問われ、大阪地裁は「懲役2年、執行猶予4年」の判決を言い渡した。
「第一審の判決を不服として、無罪を主張して大阪高裁で控訴審を争っています」
と本誌の取材に対して、第二審への意気込みを語っていた奥野氏だったが……。
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2023年10月30日、大阪高裁は控訴を棄却。今後、奥野氏が控訴棄却判決に不服があるとして上告をするのかに注目が集まる。
そんななか、奥野氏は、プライベートで、2022年3月に山登りで知り合った一般女性と結婚。現在は、大阪郊外にある家賃4万円のアパートで暮らしている。
「休日は妻と一緒に登山をしたり、近くの公園を散歩したり、料理をしたり。私が各所から袋叩きにされるなか、妻はずっと私のことを信じて励まし続けてくれた」
マスク拒否から3年。最愛の妻の献身的なサポートを受けて、闘いの日々を送っている。
※奥野氏の著作『マスク狂想曲 2020-2022年日本魔女狩りの記録』（徳間書店）発売中
取材＆文・大崎量平
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