■国民的声優、山寺宏一
山ちゃんこと俳優/声優・山寺宏一については今さら紹介するまでもないが、『アンパンマン』の驚異的な3役、『エヴァンゲリオン』の加持さん、『攻殻機動隊』のトグサなどなど、代表演技は挙げれきれない。 もちろん洋画吹替の世界でも大御所であり、ジムキャリー、ブラッド・ピット、エディ・マーフィー、ウィル・スミス、チャウ・シンチー、キアヌ・リーブスなどなど、こちらもやはり挙げればきりがないほどだ。 そんな山ちゃんを筆頭に、井上喜久子と大塚明夫という超大物声優陣が集結したのが『マスク』(1994年)の地上波吹替版。いわゆる“カートゥーン”的な不条理ムーブを現実世界に持ち込んだナンセンス・コメディで、当時テレビ放送の際にはキッズたちに興奮とトラウマをもたらした。■映画『マスク』は何がスゴかったのか
本国では『サタデー・ナイト・ライブ』などで絶大な人気を得ていたコメディアンのジム・キャリーが、俳優として『エース・ベンチュラ』に次いで主演し大ヒットさせた本作。当時の日本ではコミック原作であることは殆ど知られていなかった(劇場パンフでもあまりフィーチャーされていなかった)が、ジム・キャリーと共演キャメロン・ディアスの名を知らしめることとなった。 ILMによるVFXも1994年という時代を考えると凄まじいクオリティ。しかも、いま観てもジム・キャリー自身の顔芸との境界線がハッキリとはわからないレベルで、映像技術とジムのパントマイム技術の奇跡的な融合に感動すら覚える。それでも、本作をテレビで観た世代(※初回放送;1996年)にとっては、主人公スタンリー=山ちゃんなのだ。 そんな『マスク』の地上波吹替版が、特集「日曜吹替シアター」でCS放送中。井上喜久子が演じるティナ(キャメロン・ディアス)、大塚明夫が演じる宿敵ドリアン(ピーター・グリーン)と併せて、至福の吹替版で日曜の夜を楽しんでみては?■『マスク【地上波吹替版】』
ジム・キャリーが緑マスクの怪人に! キャメロン・ディアス共演。人間の潜在的欲望を引き出す謎の仮面をつけた男の活躍を描くアクション・コメディ。 冴えない銀行マンのスタンリーは、ナイトクラブのセクシーな歌姫ティナと出会い、一目惚れする。その日、仕事帰りに川で古ぼけた仮面を拾った彼は、何気なくそれを被ってみる。すると猛烈な竜巻と共に、スタンリーはハイテンションな緑色の怪人“マスク”に変身し……。 声の出演;山寺宏一、井上喜久子、大塚明夫■『ソルト【日本語吹替版】』(2010年)
アンジェリーナ・ジョリー主演のサスペンス・アクション。二重スパイの容疑をかけられたCIA女性エージェントが、真相究明に奔走する姿を描く。 米CIA本部。女性分析官イヴリン・ソルトが、謎の密告者オルロフの尋問を行なっていた。だがオルロフは、訪米中のロシア大統領暗殺計画とそのために送り込まれた女スパイ“ソルト”の存在を告白。ソルトは何者かの罠だと訴えるが聞き入れられず、同僚から追われる身となってしまう。 声の出演;湯屋敦子、東地宏樹、竹田雅則■『バルジ大作戦【日本語吹替版】』(1965年)
ヘンリー・フォンダ、チャールズ・ブロンソンら大物俳優が出演。史実を元に第二次大戦末期の“バルジの戦い”を描いた戦争アクション。 第二次大戦下のヨーロッパ戦線。破竹の進撃を続ける連合軍は楽観ムードに浸っていたが、陸軍中佐カイリーだけは独軍の反撃に対する危惧を抱いていた。その頃、独軍は起死回生を賭けアルデンヌの連合部隊を急襲。連合軍前線基地を次々と撃破し、戦線後方にはパラシュート部隊を降下させようとしていた。 声の出演:小山田宗徳、井上孝雄、大塚周夫■『MEMORY メモリー【日本語吹替版】』(2022年)
リーアム・ニーソン主演、『007』の監督が放つタイムリミット・アクション。余命わずかの殺し屋が人生の最後に、正義をかけて巨悪に挑む姿を描く。 裏社会でその名を馳せた殺し屋アレックスが、引退を決意。アルツハイマーを発症して、任務の詳細を覚えられなくなったのだ。最後に引き受けた仕事のターゲットが少女だと知った彼は、怒りに震え契約を破棄。「子供だけは守る」という信念を貫くため、巨大な人身売買組織の黒幕と対決することになる。 声の出演:大塚明夫、小松史法、笹島かほる 「日曜吹替シアター」はCS映画専門チャンネル ムービープラスで2024年7月放送からの記事と詳細 ( 山寺宏一×井上喜久子×大塚明夫の地上波吹替版『マスク』が最高!日曜夜はCS「吹替シアター」で吹替洋画ざんまい - ニフティニュース )
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