９日、米ＩＴニュースサイト「ジ・インフォメーション」は、イーロン・マスク氏の人工知能（ＡＩ）開発会社ｘＡＩとオラクルが、１００億ドル規模の可能性があるサーバー契約協議を打ち切ったと報じた。１月８日撮影（２０２４年 ロイター/Dado Ruvic）
[９日 ロイター] - 米ＩＴニュースサイト「ジ・インフォメーション」は９日、イーロン・マスク氏の人工知能（ＡＩ）開発会社ｘＡＩとオラクル(ORCL.N), opens new tabが、１００億ドル規模の可能性があるサーバー契約協議を打ち切ったと報じた。複数の関係者の話として伝えた。
マスク氏はＸ（旧ツイッター）に、「完成までの時間を最短にするため」エヌビディア(NVDA.O), opens new tabのＨ１００グラフィック・プロセッシング・ユニットを使用したシステムを自前で構築している」と投稿した。
情報筋は、計画中のスーパーコンピューター用にオラクルからエヌビディアのプロセッサーをレンタルする複数年契約が進められていたが、オラクルの想定よりも早く構築したいというマスク氏の要求などにより協議が滞ったと述べている。
オラクルはまた、ｘＡＩの希望する場所は電力供給が不十分との懸念を示したという。
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