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Thursday, February 27, 2020

上白石萌歌、10代最後の1st写真集『まばたき』を発売。「感情を解放できる魅力的な大人でありたい」(エムオンプレス) - Yahoo!ニュース

ドラマ『義母と娘のブルース』、『3年A組-今から皆さんは、人質です-』、大河ドラマ『いたてん~東京オリムピック噺~』と話題作への出演が続く上白石萌歌が、2月28日の二十歳の誕生日に合わせて1st写真集『まばたき』を発売する。自ら希望した台湾での撮影秘話など、写真集にまつわる話だけでなく、女優を続けていくうえで転機になった作品や、同じく女優である姉・萌音とのエピソード、11代目アシスタントを務めるバラエティ『A-Studio』から学んだことなど、さまざまな話題について、たっぷり語ってくれた。

【写真】上白石萌歌 撮り下ろしショット

取材・文 / 望月ふみ 撮影 / ヨシダヤスシ

◆むき出しの生活感とエネルギーを感じる場所に立ちたかった。
ーー 初の単独写真集が出版になります。“初”とはなんだか意外です。

姉(上白石萌音)と一緒だったり、何人かと一緒には出したことがあるのですが、単独は初めてで、「こんな日が来ていいの!?」と驚きました。でも19歳という10代最後の瞬間を切り取って形に残してもらえることが嬉しかったですし、だからこそいいものにしたいと思いました。

ーー 台湾での撮影は、萌歌さんの希望だと聞きました。

有難いことに、どこで撮影したいか聞いていただいたんです。贅沢ですよね! 個人的に写真を見るのがすごく好きで、写真展にもよく行くんですけど、パッと目にとまったのが台湾の夜市を撮った写真だったんです。屋台が出ていたり、人が行き交っていたり、すごく生活の匂いのする街なんじゃないかなと感じました。そこで写真を撮ったら、いい感じの違和感が出るんじゃないかと思ったんです。

ーー そういえば、見せていただいたお写真では、そうした生活感のある空間で、萌歌さんがファッショナブルな衣装で佇んでいますね。

おめかしして、生活感の生っぽさとかエネルギーを感じる場所に立ちたかったんです。もともと九フンとかもステキだなと思ってましたし、台湾自体に色々な顔がありそうで、いろんな表情が出せるんじゃないかと思いました。

ーー 実際に行ってみていかがでしたか?

昔メキシコに住んでいたことはありますが、日本以外のアジア圏に行ったのが初めてだったんです。すごく好きな場所になりました。食べ物もおいしいし(笑)。日本から数時間で行ける場所なのに、似ているけれど、やっぱり違っていて。窓を開けたままで整体をしていたり、すごい場所に布団が干してあったり、すごくむき出しの感じがあって、でも治安はよくてみんなイキイキしている。とてもいい場所だと感じました。

ーー いつ頃撮影したんですか?

昨年の12月上旬くらいです。

ーー つい先日ですね!(取材時は1月中旬)

確かにそうですね。なんだかもう結構前のことのような気になってました(笑)。

ーー 写真集の写真も萌歌さんがセレクトしたのでしょうか?

はい。何千枚という写真をチェックしました。

ーー 特にお気に入りのカットは?

(写真集見ながら)モノクロのページも好きなんですけど……、たまたま見つけた床屋さんに入って、作業をしている人がいるところで撮った写真が特に好きです。こういう写真が撮りたかったんです。あとは市場で帽子を借りて撮った写真とか。台湾の朝ご飯が映っている写真も思い出深いですね。本当においしかった(笑)! 撮影場所も、行きたい場所はなんとなく決めていたんですけど、ロケハンをしていない撮影が多かったんです。

ーー 自分自身で、こんな顔をするんだと驚いた写真はありますか?

あります!「ジャスティン・ビーバーに会えた女の子」ってタイトルを付けられそうな写真があるんです(笑)。肩の部分がぼわっと大きく特徴的なワンピースを着ている写真で。今回の写真集で一番意識したのが” カメラを意識しない”ってことだったんですが、ほんと恥ずかしいんですけど、この写真はすごく自然! カメラマンさんや、チームの方のおかげだと思いますし、感謝しています。

ーー ちなみに写真好きというのは、何かきっかけがあるのでしょうか?

小さいころにずっと、父が私たちの成長をカメラで撮ってくれていました。メキシコに住んでいるときにも、ずっと。もともと、日常を感じさせる写真が好きですが、それも父の写真の影響かもしれません。今は自分でも撮りますが、ただキレイな景色よりも、自分の身近なものや日常を撮ることが好きなんです。

◆この仕事にちゃんと向き合っていこうという責任感が芽生えた『義母と娘のブルース』
ーー なるほど。ご両親から影響を受けているなんて素敵ですね。話は変わりますが、ドラマ『僕はどこから』で初共演された間宮祥太朗さんとは、「いつか共演したい」とお話しされていたようで。

『A-Studio』に間宮さんがゲストで来られて、そのときに「いつか絶対に共演したいです」とお伝えしていたんです。そしたら、本当に実現して。それも兄妹役。『A-Studio』はゲストの方の素顔を探る番組ですし、そこで本当に素敵な方だなと感じていて、いろいろ知った上での共演だったので、安心して兄妹役ができました。実際に一緒にお芝居させていただいて、目が本当にキレイで、力強い方だなと感じましたし、勉強になったこともたくさんありました。

ーー 上白石さん演じる千佳は間宮さんが演じる兄・智美のことが大好きで、「ファミラブ」を掲げているキャラクターですが、「ファミラブ」は萌歌さんも同じですか?

はい。

ーー 同じ職業でずっと一緒だとライバル心が湧いたりしませんか?

ケンカは5年くらいしていませんし、すごく仲良しです。ただやっぱり同業者なので、「あんな作品に出られていいな」とか、「またこんないい芝居をしてる!」と悔しさを感じることはあります。今も、姉のドラマ『恋はつづくよどこまでも』もリアルタイムで観てます! その時間は予定を入れないようにして、一緒に見られるときは一緒に見ています。姉の健気さとか、一生懸命さとか真っ白な感じが合っていると思います。

ーー 逆に萌歌さんが出演されている作品を一緒に見ることは?

私は恥ずかしくて、自分の作品を一緒に見たくないんです。だから、逃げますね(笑)。でも、この前の『義母と娘のブルース 2020謹賀新年スペシャル』はお正月の放送でしたし、家族みんなで見ました。下ネタも多かったので、余計に恥ずかしかったです(苦笑)。

ーー あはは(笑)。ちなみに『3年A組』『いだてん』など話題作への出演が続いていますが、転機になった作品はありますか?

やっぱり『義母と娘のブルース』です。この仕事にちゃんと向き合っていこうという責任感が芽生え始めた作品でもあります。『ぎぼむす』に出させていただいてから、街中で役名で呼んでいただけることが増えました。役名で呼んでいただけるって、作品を観ていただいているってことですから嬉しいですよね! 背筋が伸びました。それに、なんといっても綾瀬はるかさんの存在が大きかったです。疲れた顔を一切見せないし、人もお芝居も大好きな方なんだなというのが伝わってきました。そうした綾瀬さんの姿を近くで見られたことが大きいです。

ーー SPが作られるということは、作品が愛されたという証明ですから、嬉しいですね。

本当にいい経験でした。『3年A組』も、とてもいい仲間に出会えたと思っています。今でも“同士”だと思っていますし、違う作品に出ていても、「最近どう?」と集まることもあります。特に富田望生ちゃんとは舞台を観に行ったり仲良くしていますし、すごく尊敬しています。彼女のお芝居が大好きなんです。彼女は、もともと食が細いのに、役作りで苦労して体重を増やしたので、私も『いだてん』で増量しなきゃいけなかったときに、相談に乗ってもらいました。戻す方法も聞いたり。とても努力家だし、友達としても女優さんとしても大好きです。

ーー 6月には沖田修一監督作『子供はわかってあげない』で主演も決まっています。

大好きな監督でご一緒したかったので、願いが叶いました! 沖田監督はとても柔らかいお人柄で、お芝居や映画への愛情が周りにも波及していくんです。とても居心地のいい現場で、あんなに肩の力を抜いてお芝居をしたのは初めてでした。すごく素なんだけど、ちゃんと物語のキャラクターで。うまく言えませんが、出来上がった作品を観たとき、“沖田マジック”にかかったと思いました(笑)。みなさんにも早く観てもらいたいです!

ーー ちなみに、また水泳部なんですよね。

そうなんです!『3年A組』『いだてん』と来て3連続。もともと運動はあまり得意ではなくて、『いだてん』でもかなり特訓しました。水泳は、私が唯一できる運動なんです(笑)。水泳女優になれるかな?(笑)。

ーー すでに水泳といえばみたいな印象はあります(笑)。写真も好きで、女優として活躍の場を広げて、アーティスト活動もされて、本当に多才です。

歌は、「adieu」として顔を出さずにやっていましたが、昨年の9月に私であると表明して顔を出して活動するようになりました。その時に、半成人式という10歳を記念した学校のイベントで「歌を歌う仕事がしたいです」と言ったことを思い出して、好きなことを仕事にできるって本当に幸せだなぁと感じました。表現という意味では歌もお芝居も延長線上にあると思いますが、役では自分以外を演じて、歌では自分自身を出していきたいですし、両方を楽しんでいきたいです。

ーー 『A-Studio』などのバラエティ番組への参加も糧になっていますか?

とてもなってます。『A-Studio』では私も取材させていただく側を体験して、それがどれだけ大変なのことなのかを知りました。もともと人と話すのはそんなに得意ではなかったのですが、いろんな方々にお会いして、お話を聞いて、好きになりました。姉もゲストに来てくれましたが、「奇跡みたいだ! 萌歌がアシスタントとしてちゃんと話ができてるなんて信じられない!」って驚いてましたね(笑)。

ーー 最後に、二十歳になるにあたって、これからの目標を教えてください。

人としても役者としても恩を忘れずにいられる人でいたいです。両親に対しても、ファンの方に対しても、スタッフさんや共演者さん、すべての出会う方々を大事にしていきたい。子供の頃は、あまり外に感情を出さないのが“大人”なのかなと思っていましたが、今は感情を解放している人が魅力的だと感じています。綾瀬さんもそうですが、人間らしい方に憧れているので、これから20代に突入していきますが、ちゃんと感情を味わっていける人でありたいです。

ーー これからのご活躍を楽しみにしています。ありがとうございました。

上白石萌歌、10代最後の1st写真集『まばたき』を発売。「感情を解放できる魅力的な大人でありたい」は、WHAT's IN? tokyoへ。

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February 27, 2020 at 11:59AM
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