マスク不足が続く中、使い捨てマスクを長もちさせようと、神奈川県平塚市の薬剤師が手作りした布製のマスクカバーが話題となっています。
マスクカバーを手作りしたのは、平塚市に住む薬剤師、鈴木衣乃里さんです。
花粉症の鈴木さんは、この時期密度の高いフィルターがある不織布の使い捨てマスクが欠かせず、マスク不足が続く中、マスクカバーの手作りを始めたということです。
マスクカバーは手ぬぐいやさらしといった布を三つ折りにして、横１８センチ、縦１０センチほどの筒状に縫い合わせます。
この筒の中に使い捨てマスクを通すことで、マスクに呼気や外気が直接、触れなくなり、汚れにくくなるということです。
また、つけたときに顔にフィットするようひだ状の加工も施されています。
カバーは洗濯すれば何度も使用でき、中の使い捨てマスクも数回程度、使うことができるということです。
鈴木さんが、地元の福祉施設などにマスクカバーを配ったところ話題となり、鈴木さんが作成した説明書をもとに、手作りする人が徐々に増えているということです。
柄の入った布で作れば、マスクカバーを彩ることもでき、鈴木さんは、「医療現場のマスクを確保する意味でも、一般の人は工夫してマスクを長もちさせることが大切だと思っています」と話していました。
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April 27, 2020 at 01:35PM
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