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Thursday, May 7, 2020

ドラッグストアで品薄『マスク』“商店街”で見かけるのはなぜ?マスクの値崩れも… | MBS 関西のニュース - 毎日放送

ドラッグストアで品薄『マスク』“商店街”で見かけるのはなぜ?マスクの値崩れも…

更新:2020/05/07 19:23

 新型コロナウイルスの感染拡大で姿を消した「マスク」が、商店街などで並び始めています。大手ドラッグストアで品薄状態が続く中、なぜ一部の店で販売されているのか。取材を進めると、ある業者の存在が浮かび上がってきました。

 阪神電車の尼崎駅を降りてすぐの商店街。5月6日に取材をすると、外出自粛を受けて休んでいる店が多い中、営業中の店先で目立つのが「マスク」でした。

 「洋服店の店先にはずらりとマスクが並べられています。そして向かい側の雑貨店でもマスクが売られています。」(記者リポート)

 子ども用の雑貨などを扱う店では、取引のある国内の商社などから仕入れて、4月20日頃から中国製の輸入マスクの販売を始めたといいます。

 「4月は1日2000枚ぐらい売れた。検査マークが入るようになってから(品質は)だいぶん良くなったけど、業界団体のマスクと比べると、ちょっと品質があかんかな。」(マスクを販売する雑貨店店主)

 街中でマスクを扱うこうした店は4月あたりから急増していて、価格にも変化が表れていました。一時は4000円程度した50枚入りの箱が、今は1000円以上値下がりして2500円ほどに。他にも、商店街の中にあるレンタルスペースでは、少し前までは1枚100円でマスクを販売していたそうですが、現在は1枚50円です。

 「あれだけ無い無いと言っていたけど、今見ても結構店に並んでいるし、下手したらまだ下がる気がします。」(男性)
 「少し安くなってきてるんじゃないの。たぶん中国から大量に入ったんじゃない。」(女性)

 急激な値崩れ。この背景にあるのはマスクの流通量の急増ですが、取材を進めると共通点が見えてきました。“中国製マスクの売り込み”です。ドラッグストアの従業員の方に電話で取材しました。

 「『マスクがありますけどいりますか?』と。市場にまったくマスクが無い状況で、『あります』という電話だったので、逆になぜこの無い時にあるんだと、不審には感じました。」(ドラッグストアの従業員)

 大阪市内にあるドラッグストアの従業員によりますと、3月中旬~4月中旬にかけて、見ず知らずの複数の業者から中国製マスクを売り込む電話やメールが入るようになったと言います。

 「船便での到着なので1回の発注量が多い。その代わり単価が安くなると。品質自体の保証が確認できないものに関しては、一般のお客様にお売りするのは心配なので、仕入れは断念しました。」(ドラッグストアの従業員)

 輸入マスクを扱う業者などによりますと、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いた中国ではマスクが余っていて、販売先として日本に目を付けた中国の業者が、知人などを介して売り込みをかけているといいます。

 今後もこうした輸入マスクが多く出回るとみられていますが、大手のドラッグストアなどは、初めての取引先だと品質が見定められず手を出しにくいということで、入荷は不安定な状況が続きそうです。

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