■大日本住友製薬 <4506> 1,503円 +210 円 (+16.2%) 11:30現在 東証1部 上昇率トップ
大日本住友製薬<4506>が急伸している。28日の取引終了後、米連結子会社マイオバント・サイエンシズ・リミテッドが、米ファイザー社とゴナドトロピン放出ホルモン(GnRH)受容体阻害剤「レルゴリクス」について、がん領域および婦人科領域における北米での共同開発及び共同販売に関する契約を締結したことを発表しており、これが好感されている。同契約に基づき、マイオバント社はファイザー社に対し、北米における成人の進行性前立腺がんを適応症としたレルゴリクス単剤(製品名オルゴビクス)と、子宮筋腫及び子宮内膜症を対象として開発中のレルゴリクス配合剤の開発及び販売を共同で行う権利を許諾したという。また、マイオバント社はファイザー社に対し、がん領域における北米と一部のアジアを除く地域でのレルゴリクスの販売に関する独占的なオプション権も許諾している。これに伴い、マイオバント社はファイザー社から契約一時金6億5000万ドル(約670億円)を受領するのをはじめ総額で最大42億ドル(約4350億円)を受け取る可能性があるとしている。また、ファイザー社ががん領域における北米と一部のアジアを除く地域でのレルゴリクスの販売に関するオプション権を行使した場合、マイオバント社はファイザー社から5000万ドル(約50億円)を受領し、売上収益に対して2ケタ台のロイヤルティーを受け取るとしている。
■三菱重工業 <7011> 3,230円 +184 円 (+6.0%) 11:30現在
三菱重工業<7011>が大幅高で4日続伸している。きょう付の日本経済新聞朝刊で「米電力大手のエンタジー・コーポレーション(ルイジアナ州)と組み、米国で水素の製造や貯蔵、利用に関する共同研究に乗り出す」と報じられており、これが好材料視されている。記事によると、水素を使ってCO2の排出を減らす火力発電システムなどの開発につなげるのが狙いという。協業するエンタジー社は米国南部のテキサス州など4州で、電力供給や小売りを手掛けているという。
■日経レバ <1570> 28,580円 +990 円 (+3.6%) 11:30現在
NEXT FUNDS 日経平均レバレッジ・インデックス連動型上場投信<1570>が大幅高で5連騰。一時1000円高の2万8590円まで上値を伸ばし、上場来高値を更新した。29日の東京株式市場では、前日の米株市場でNYダウ、ナスダック総合指数など主要株指数が揃って過去最高値を更新したことを受け、先物を絡めたインデックス買いが入り日経平均が一時300円を超える上昇をみせた。日経レバは日経平均に連動するETFで変動率が2倍に基本設定されていることから、全体相場が大きく強気に傾くと、個人投資家など短期値幅取りを狙った資金が流入する傾向が強い。ただ、個人投資家は足もとで反動安を見込む向きが多く、信用買い残を売り残が大きく上回り、直近信用倍率は0.74倍と売り長状態となっており、買い戻しを誘発する状況にある。
■ソフトバンクグループ <9984> 7,964円 +258 円 (+3.4%) 11:30現在
ソフトバンクグループ<9984>が続伸したほか、ファーストリテイリング<9983>は2500円を超える上昇で4連騰と上げ足を強めている。市場では「両銘柄とも特にこのタイミングで買われる材料はなく、ソフトバンクGについては支援先の米保険会社が前日の米株市場で急落するなどネガティブ材料の方が目立つ状況だが、足もとの相場ではあまり関係なくなっている。先物への大口の買いが入り、これに絡む裁定買いが日経平均寄与度の高い両銘柄の株高に反映されている」(国内ネット証券大手)という。ファーストリテについては11月17日につけた8万8630円を大きく上回り上場来高値を更新した。
■川崎汽船 <9107> 2,067円 +64 円 (+3.2%) 11:30現在
川崎汽船<9107>が反発している。28日の取引終了後、第3四半期累計(4~12月)の連結経常利益が約400億円になりそうだと発表しており、これが好感されている。旺盛な貨物需要に伴い、海運大手3社が共同出資する持ち分法適用関連会社オーシャン・ネットワーク・エクスプレス社が運営するコンテナ船事業が想定を大幅に上回っていることが要因としている。また、21年3月期通期業績予想(経常利益収支均衡)も上方修正する見込みとしている。
■ナガイレーベン <7447> 2,966円 +48 円 (+1.6%) 11:30現在
ナガイレーベン<7447>が反発している。28日の取引終了後に発表した第1四半期連結決算が、売上高35億9500万円(前年同期比24.6%増)、営業利益10億3900万円(同55.3%増)、純利益7億2600万円(同52.1%増)と大幅な営業増益となったことが好感されている。主力のヘルスケアウェア、ドクターウェアが前期からずれ込んだ更新物件を確実に受注したことで大幅な売り上げ増となったほか、患者向けや手術向けのウェアも順調に拡大した。また、前期に開発して上市した感染対策商品で、厚生労働省への大口納入があったことも寄与した。利益面では、感染対策商品の海外生産への移管が進められたことや、円高に推移したことにより売上高総利益率が改善したことに加えて、販管費を削減したことが利益を押し上げた。なお、21年8月期通期業績予想は、売上高173億円(前期比1.4%増)、営業利益50億6800万円(同2.7%増)、純利益35億1800万円(同1.3%増)の従来見通しを据え置いている。
■エイベックス <7860> 1,095円 +17 円 (+1.6%) 11:30現在
エイベックス<7860>が反発している。28日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を270万株(発行済み株数の6.18%)、または30億円としており、取得期間は20年12月29日から21年1月29日まで。株主価値の向上を図ることが目的としている。
■サイバネットシステム <4312> 952円 +6 円 (+0.6%) 11:30現在
サイバネットシステム<4312>は朝安スタートもプラスに転じている。28日の取引終了後、20年12月期の連結業績予想について、営業利益を20億6000万円から28億5000万円(前期比41.1%増)へ、純利益を13億円から14億1000万円(同12.1%増)へ上方修正したことが好感されている。CAEソリューションサービス事業で、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により一部顧客でソフトウェア・ライセンスの導入見送りがあったほか、エンジニアリングサービス・プロジェクトの開始時期の延伸及び見送りなどがあり、売上高は220億円から215億円(同0.7%増)へ下方修正した。ただ、イベント費用、旅費交通費などの経費の未消化に加え、海外子会社での新型コロナウイルスの経済対策に関する補助金の受領、経費のコントロールを図ったことなどが要因としている。また、業績予想の修正に伴い、従来10円43銭を予定していた期末配当を12円19銭にすると発表しており、これも好材料視されている。年間配当は22円62銭となり、2円43銭の増配となる予定だ。
■村田製作所 <6981> 9,342円 +22 円 (+0.2%) 11:30現在
村田製作所<6981>が続伸で連日の年初来高値更新となったほか、TDK<6762>は5連騰で新値街道にあるなど電子部品株に買いが集まっている。前日の米国株市場ではNYダウ、ナスダック総合指数ともに過去最高値を更新したが、そのなかアップルが大きく買われ全体相場を牽引した。同社の「iPhone12」への買い替え需要に期待が高まるほか、電気自動車(EV)生産に乗り出す構えにあることでマーケットの視線が集中している。アップルの有力サプライヤーである日本の大手電子部品メーカーも収益機会拡大を期待した投資資金が流入している。
■しまむら <8227> 10,270円 -70 円 (-0.7%) 11:30現在
しまむら<8227>は底堅い動き。28日の取引終了後に発表した第3四半期累計(2月21日~11月20日)連結決算が、売上高4044億5300万円(前年同期比2.6%増)、営業利益311億6100万円(同64.5%増)、純利益215億5100万円(同70.5%増)と大幅営業増益となり通期計画を上回ったことが株価を下支えしている。主力のしまむら事業は、巣ごもり需要でリラクシングウェアやスポーツウェア、寝具やインテリアが売れ筋となった。また、気温の低下と売場や販促との連動などから、アウター衣料ではプライベートブランド、肌着や寝具の実用品ではファイバーヒートの秋冬物の売り上げが伸長した。加えて、レジでの割引販売を大幅削減し、プライベートブランドや新生活様式に対応した商品などのデジタル広告を拡大した施策も奏功した。なお、21年2月期通期業績予想は、売上高5286億6300円(前期比1.3%増)、営業利益308億8900万円(同34.4%増)、純利益192億600万円(同46.3%増)の従来見通しを据え置いている。
■GDH <4437> 1,114円 +150 円 (+15.6%) ストップ高買い気配 11:30現在
gooddaysホールディングス<4437>がストップ高の1114円水準でカイ気配となっている。28日の取引終了後、コクヨ<7984>と資本・業務提携すると発表しており、これが好感されている。シェアオフィス分野で非接触オフィスなどの新たなオフィスのあり方やリモートの働き方に資する施策を推進するGDHと、オフィス空間デザインやオフィス家具の製造・販売のリーディングカンパニーであるコクヨの両社が有する経営資源やノウハウを生かして共同事業運営などで連携し、収益向上と企業価値の向上を図るのが狙い。資本面ではコクヨが、池田泉州キャピタルが保有するGDH株式3万6000株(議決権比率1.09%)を市場外での相対取引により取得するという。なお、両社ともに今期業績への影響は軽微としている。
■エフアンドエム <4771> 1,625円 +165 円 (+11.3%) 11:30現在
エフアンドエム<4771>が急反発している。きょう付けの日本経済新聞朝刊で売上高100億円以下の上場企業「NEXT1000」を対象に、20年4~9月期の投資キャッシュフローと研究開発費の合計額が大きいランキングを発表。なかで4位にランキングされていることが好材料視されているようだ。記事によると「新型コロナウイルス対策のテレワーク導入にあわせ、人事部門の業務をIT(情報技術)化する動きが追い風になっている。この3~4カ月で有料顧客は毎月1000件ほど増えているという」と足もとの好調もうかがえる。また、2位にランキングされたドラフト<5070>も大幅高となっている。
■中国工業 <5974> 970円 +90 円 (+10.2%) 一時ストップ高 11:30現在
中国工業<5974>は一時ストップ高。東京証券取引所が29日売買分から、信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を解除したほか、日本証券金融も同日付で貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、売買の自由度が増すとの見方から買いが入っている。
■天昇電気工業 <6776> 571円 +40 円 (+7.5%) 11:30現在
天昇電気工業<6776>が大幅続伸している。東京証券取引所が29日売買分から、信用取引による新規の売付け及び買付けに係る委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とする信用取引の臨時措置を解除したほか、日本証券金融も同日付で貸借取引銘柄別増担保金徴収措置を解除すると発表しており、売買の自由度が増すとの見方から買いが入っている。
■タカキタ <6325> 790円 +38 円 (+5.1%) 11:30現在
タカキタ<6325>が急伸し一時、前日比108円(14.4%高)の860円に買われている。国土交通省が28日、大雪に対する緊急発表を行い、「12月30日から1月1日頃にかけて強い冬型の気圧配置となるため、北日本から西日本にかけての日本海側を中心に大雪や大荒れとなるおそれがあり、平地でも大雪となるおそれがある」としたことから、除雪機や融雪剤散布車を手掛ける同社に思惑的な買いが向かっているようだ。
●ストップ高銘柄
鉄人化計画 <2404> 288円 +80 円 (+38.5%) ストップ高 11:30現在
グローバルダイニング <7625> 244円 +50 円 (+25.8%) ストップ高 11:30現在
ウィルソンW <9610> 457円 +80 円 (+21.2%) ストップ高買い気配 11:30現在
タウンニュース社 <2481> 523円 +80 円 (+18.1%) ストップ高 11:30現在
ハナツアーJ <6561> 570円 +80 円 (+16.3%) ストップ高 11:30現在
など、7銘柄
●ストップ安銘柄
なし
株探ニュース
からの記事と詳細 ( 話題株ピックアップ【昼刊】:大日本住友、三菱重、SBG - minkabu PRESS )
https://ift.tt/37T9DuG
ビジネス
No comments:
Post a Comment