画家で絵本作家の安野光雅(あんの・みつまさ)氏が昨年12月24日、肝硬変のため死去していたことが16日分かった。94歳。通夜、告別式は済ませた。
大正15年、島根県津和野町生まれ。旧山口師範学校研究科修了。玉川学園出版部に勤務後、東京近郊の小学校で10年ほど美術教師。昭和43年に絵本「ふしぎなえ」で絵本作家としてデビュー。主な作品に「ABCの本」「天動説の絵本」など。司馬遼太郎の歴史紀行「街道をゆく」の装画を担当した。本の装丁やエッセーなどの分野でも活躍、柔らかい色調の幻想的な作風は幅広い人気を博した。
昭和59年に国際アンデルセン賞、63年に紫綬褒章、平成20年に菊池寛賞など内外で受賞多数。13年には津和野町に安野光雅美術館が開館した。令和元年12月まで、本紙で「安野光雅が描く 洛中洛外」を連載していた。
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