【ニューヨーク時事】2日のニューヨーク株式相場は、米追加経済対策への期待などに支えられ、続伸した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比475.57ドル高の3万0687.48ドルで終了。ハイテク株中心のナスダック総合指数は209.38ポイント高の1万3612.78で引けた。
ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比6312万株増の11億7117万株。
バイデン米大統領が掲げる総額1兆9000億ドルの追加経済対策をめぐり、与党民主党では、野党共和党の賛成を必要とせずに上院で対策を成立させる「財政調整措置」を準備する動きが出ている。対策の早期成立への期待が引き続き相場を支えた。これに対し、共和党の穏健派議員は、6180億ドルに減額した案を提示していた。
また、ここ最近の一部銘柄や銀先物相場の急伸につながった個人投資家らによる資金の流入が落ち着きを見せていることも、買い安心感につながった。投機資金流入で急騰したゲームストップやAMCエンターテインメント・ホールディングスなどは、この日は大幅安となった。
新型コロナウイルスの感染拡大ペースに減速の兆しがみられることも、相場を支援。報道によれば、1月31日までの1週間の米国のコロナ新規感染者数は3週連続で減少した。
個別銘柄(暫定値)では、ゴールドマン・サックスが4.4%高など、金融株が相場をけん引。この他、テスラが3.9%高、ウォルト・ディズニーが3.5%高、ペイパル・ホールディングスが3.0%高。一方、ファイザーが2.3%安、IBMとジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が0.9%安、AT&Tが0.4%安となった。(了)
からの記事と詳細 ( 〔米株式〕ダウ続伸、475ドル高=追加経済対策期待などが支え(2日) 差替 - ニュース・コラム - Y!ファイナンス - Yahoo!ファイナンス )
https://ift.tt/3pKhTDB
ビジネス
No comments:
Post a Comment