29日前場寄り付きの東京株式市場で日経平均株価は続伸し、前週末に比べ300円ほど高い2万9400円台後半で推移している。前週末の米株高を好感した買いで寄り付きから上げ幅は300円を超え、一時は2万9510円と、取引時間中として3月19日以来の水準に浮上した。
新型コロナウイルスのワクチン接種拡大による景気回復期待で前週末の米株式市場では幅広い銘柄が買われた。なかでも世界的な需給逼迫が指摘されている半導体関連の上昇が目立ち、東京市場でも東エレクやアドテスト、信越化などに買いが先行、相場のけん引役になっている。鉄鋼や鉱業といった景気敏感株も高い。きょうは3月期末の権利付き最終売買日とあって配当取りなどを狙った買いが入りやすいというのも心理的な支えになっているようだ。
JPX日経インデックス400と東証株価指数(TOPIX)は上昇している。ソフトバンクグループ(SBG)、ソニー、ダイキン、ファナックが高い。一方、デンソー、ネクソン、武田が安い。野村は売り気配となっている。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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