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アイドルグループ・嵐の相葉雅紀が、10月にスタートするテレビ朝日系新ドラマ『和田家の男たち』(毎週金曜23:15~※一部地域を除く)で3年ぶりの連続ドラマ主演を務めることが31日、分かった。
同作は、相葉演じる息子・優がネットニュースの記者、佐々木蔵之介演じる父・秀平がテレビ局報道マン、段田安則演じる祖父・寛が新聞記者と、3世代がそれぞれ異なったメディアに携わる“マスコミ一家”の「和田家」が織り成す異色のホームドラマ。脚本は『長男の嫁』、『ふたりっ子』など数々のホームドラマを手掛けてきた大石静氏が手掛け、今春放送された『あのときキスしておけば』から一転、男ばかりの「令和の家族の姿」を描き出す。
2018年10月期の『僕とシッポと神楽坂』以来、3年ぶりの連ドラ主演となる相葉。今作では、15年勤めた会社がコロナ禍で突然倒産し、デリバリーサービスの配達員に勤しむ37歳の男・和田優を演じる。20数年ぶりに祖父・寛と再会し、疎遠になっていた父・秀平に「一緒に住まないか」と提案され、3人はひとつ屋根の下で一緒に生活し始める。デリバリー配達員を続けながら、和田家の家事全般を担っていた優だが、ある日大学の後輩のツテでネットニュース編集部の記者として記事を書き始めることに。
優の父・秀平はテレビ局の報道番組『フロンティアニュース』の総合プロデューサーで、亡くなった優の母・りえの再婚相手。25年前にりえが亡くなって以来、血の繋がらない優を男手1つで育ててきた。しかし昼夜問わず忙しい日々を送っていたため、家の中の大抵のことは優がこなし、息子は家事一切が万能な青年へと成長。その後、大学卒業と同時に独立した優とは別々に生活し、コロナ禍においてなんとなく音信不通になっていたが、ひょんなことから再会し、一緒に暮らすことに。そして優の祖父・寛は、元新聞社の社長で、現在は論説委員としてコラムを寄稿しているという新聞界のレジェンドだ。
新聞記者としての確固たる理念を持ち続ける寛、テレビの報道マンとして最前線で指揮を執る秀平、そして現代社会における情報ツールとして身近であるネットニュースの記者になった優。3人の男たちが突然一緒に暮らすことになったきっかけ、そして優の亡き母・りえの死の真相にも、ある秘密が隠されているようで……。
3人のコメントは以下の通り。
■相葉雅紀
今回の作品は、台本の台詞ひとつひとつが思いもよらない伏線になっていたり、コメディー的な部分とシリアスな部分の対比が絶妙で、こんな風に言ったら大石さんに怒られるかもしれないですけど(笑)、とても面白いんです!
僕が演じる和田優が、しばらく会っていなかった父、祖父と再会し、まさかの男3人暮らしをスタートさせる中で、少しずつ打ち解けながら、記者としても成長していくといった物語になっていますので、優と一緒に僕自身も回を重ねながら成長していきたいと思っています。
また、今回の作品では大先輩の段田安則さん、佐々木蔵之介さんとご一緒できるという事も、とても楽しみです。蔵之介さんとはドラマでは初共演なのですが、作品を拝見すると、どんな役も演じられて、とてもセクシーで、優しくて素敵な方だという印象を抱いています。段田さんとは20年前に連続ドラマで共演させていただきました。嵐になって初めて出させていただいた作品だったのですが、それ以来、20年ぶりにご一緒させていただくので、うれしい気持ちでいっぱいです。
3年間、連続ドラマの現場から離れていましたが、戻ってきました! マスコミという珍しい題材のドラマですが、皆さんの金曜の夜の癒やしになれたら嬉しく思います。全力を尽くし、すべてを出し切るつもりで頑張ります!
■佐々木蔵之介
このドラマでは、報道に関わる三者三様の「この時代をどう生き抜くか」ということが描かれていると思います。それぞれの年齢、キャリア、社会的立場によっていろいろな価値観がある中で、“ホームドラマ”ということで、食卓を囲みながら、その価値観をぶつけ合っていく、今までにない感じが面白いな、と感じました。この3人の家族も、これまでにあまり顔を合わせていなかったんですけど、コロナ禍だからこそ3人が顔を合わせてそれぞれがお互いのことを見聞き知って、助け合いながら生きていくような、未来に向かっていくような、そんな素敵なお話だなと思いました。
僕が演じるのはニュース番組のプロデューサー。カッコいい役ではあるんですが、想像がつかないなあ……(笑)。報道マンとしての彼の矜持であるとか、使命であるとか、彼の礎がどのようなものか考えながら気概を持って演じていこうと思います。
相葉さんが演じる優は出会う人、1人ひとりに対して丁寧に親身に接しその人を尊重し、その人の思うことを受け入れて、そして聞き上手で癒してあげる、まさに名前の通り、優しい人間で、相葉さんにぴったりだなと思いながら台本を読みました。
段田さんが演じる寛は、揺るぎない精神を持ったとてもまさにかっこよくチャーミングな役。段田さんしかなし得ない、嫉妬を覚えるぐらい面白い役だと思います。心強い仲間と3人で一緒にやれることが、楽しみですし、幸せです。とても面白い、豊かなドラマになると思いますので、もしよろしければご家族で楽しんでいただけたらと思います。
■段田安則
最初に台本を読んだときから「面白い作品だな」と感じました。男3人で暮らす、というその“男”の中に僕が入っていいのかな、とちょっと驚きはしましたけどね(笑)。
僕が演じる和田寛は“新聞界のレジェンド”と呼ばれる人物で、女性にもよくモテる。僕も女性はもちろん大好きですけど、「よくモテる」という部分に関しては、これからしっかりと準備をして臨まないといけないな、と思っておりまして……。“新聞界のレジェンド”たる貫禄と、女性を魅了するフェロモン、というこの2つの高い壁に挑んでいこうと、今、固く決意をしたところであります。
俳優というのは、普段の自分ではないものになれる、その落差が楽しくもあるわけですので、犯罪者を演じることもあれば、その犯罪者を追う刑事になることもある――そんな経験のひとつとして、今回の和田寛というキャラクターを演じたいと思います。
相葉くんとは、20年ほど前にドラマでご一緒して以来、久しぶりの共演です。蔵之介さんともしっかりと一緒にお芝居するのはほぼ初めてなので、とても楽しみにしています。相葉くんのおじいちゃんには見えなくもないかもしれないけど、蔵之介さんのお父さんに見えるかな……と、そこは少し心配ではありますが……(笑)。
親子三代にわたる男たちの物語、最近ではなかなかなさそうな作品ですが、とっても面白そうです。僕が視聴者なら絶対に見ます! ぜひ楽しみになさってください。
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からの記事と詳細 ( 相葉雅紀『和田家の男たち』で3年ぶり連ドラ主演「すべて出し切るつもりで…」 - マイナビニュース )
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