バンク・オブ・アメリカ(BofA)の2021年10-12月(第4四半期)は、トレーディング収入がアナリスト予想を下回ったものの、個人および法人向け融資の回復が業績を支えた。
融資残高の平均は前年同期比で1%増加した。ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は発表資料で「第4四半期に融資は510億ドル(約5兆8000億円)増え、預金は1000億ドル増加し、リテール預金のリーダーとしての地位をさらに固めた」と自賛した。
第4四半期のローンおよびリースの平均残高は9450億ドルとアナリスト予想の9400億ドルを上回った。純金利収入は前年同期比11%増の114億ドルとなった。
一方、セールス・トレーディング収入は2%減の29億ドルで、アナリスト予想の31億ドルに届かなかった。
投資銀行業務の手数料収入は26%増の24億ドル。企業買収の活況を受けて助言手数料は55%増加した。
デフォルト(債務不履行)リスクもさらに低下し、貸倒引当金8億5100万ドルを戻し入れた。
ただ、人件費増大を一因に金利外費用は6%増。22年通年で費用は前年からほぼ変わらずとの見通しも示した。
原題:
BofA Gets Boost From Loans as Consumers Start Borrowing Again(抜粋)
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