東急電鉄は７日、２０２３年３月から主要路線の初乗り運賃を、現在の１３０円（ＩＣカードでの乗車は１２６円）から１４０円に１０円値上げすると発表した。初乗り運賃以外も、１割程度値上げする。同日、国土交通省に運賃値上げの認可を申請した。
新型コロナ禍で通勤定期の売り上げが減少したことを受け、値上げに踏み切る。消費増税時を除くと、同社での運賃の値上げの申請は２００５年以来、約１７年ぶりとなる見通し。コロナ禍を受けた運賃値上げは首都圏大手私鉄では初となる。
値上げの対象は、「こどもの国線」を除く全線で、東横線や目黒線、田園都市線など。こどもの国線と、全線の通学定期は運賃を据え置くという。
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