新年度を前にメガネを新調しようという方もいらっしゃるのではないでしょうか。ここ数年、コロナ禍ということもありマスクが欠かせません。そんな中、メーカーもマスクに合うメガネを開発しています。春の新作メガネを取材してきました。
コロナ禍ですっかりマスク生活が定着する中、マスク姿に合うメガネの発売を始めたと聞いて訪れたのは「メガネの田中」です。まずは女性向けのメガネを取材しました。
【メガネの田中本店・諏訪英範店長】
「こちらになります。シュエットというブランドになるんですが、一番大きなポイントはクリア系の生地を使っているところ。目元が非常に明るく見せれるというところが大きなポイントです」
マスクに合うメガネの特徴のひとつがクリアカラーのフレーム。マスクに合わせても重くならず、「今のトレンドメガネだとカジュアルすぎる」と感じていた４０代から５０代の女性をエレガントに演出すると同時にメイクしたような効果も与えるデザインになっています。
また、つるには「水引」と「羽」の２種類の彫刻が施されていて、上品でおしゃれな印象を与えてくれます。
一方、年齢を問わず、どんな洋服やシーンにも合わせやすくいと好評なのが「フェアリーベロー」シリーズです。
【メガネの田中本店・諏訪英範店長】
「ポイントは上が濃い目のカラーで下が徐々にグラデーションで薄くなるものです。こちらもマスクでちょっと表情が重くなるんですけど、下が薄くなることでかけた時に重たくならない印象になる」
形はここ数年トレンドの丸みのあるシルエットを採用、マスクと重なる下半分が薄めの色になっているのが特徴です。また、つるも細めでありながら、べっ甲調の春らしいパステルカラーを取り入れています。
続いて、マスクに合う男性向けのメガネの特徴を聞きました。
【メガネの田中本店・諏訪英範店長】
「こちら、アイアールというブランド。マスクの時に曇りにくいというところで評判がいい。縦幅が少し細目でマスクにあまり干渉しないというところで曇りにくい」
丸みを帯びたデザインがトレンドとなる中、ビジネスシーンでも格好よくかけられる、少しとがったデザインが男性には人気だということです。
【メガネの田中本店・諏訪英範店長】
「どうしても日本人は平面的な顔立ちなので、こういった立体的なアイテムを顔の真ん中に取り入れることで顔がきれいに見える」
最後に、性別を問わず、かけられて、マスク姿でもオシャレを演出できるのが「エスカリエ」シリーズです。
【メガネの田中本店・諏訪英範店長】
「今、非常に評判いい、人気の高い、丸みのあるデザイン。マスク生活ということでこちらもクリア系の生地を真ん中に使っている。全てクリアにしてしまうとちょっとカジュアルすぎる、というところでフロントはクリア系、つるは少し締まった色味を使っています」
メガネのフレームとつるの部分で色を使い分け、カジュアルさとフォーマルさを併せ持ったデザインになっています。
マスクをつけてメガネをかけると困るのが「曇り」。特に冬は屋内と屋外の気温差も大きく、曇りやすいですよね。メガネの曇り止め策として一般的なのはメガネに曇り止めのスプレーやジェルなどを塗るという方法。
一度塗るだけで、２４時間効果が持続するという優れものも今は少なくありません。
一方で、マスクのつけ方にもコツがあるということで諏訪店長に伺いました。
【メガネの田中本店・諏訪英範店長】
「布マスクよりは不織布のほうがいいかなと。針金が入っているタイプがやっぱりいいですね」
まずはマスクの種類。鼻の部分にワイヤーが入った不織布マスクを鼻に沿わせて隙間なく着用するのがポイントです。
若木記者「こんな感じで大丈夫ですかね」
諏訪店長「さらにもう一つ、今、私もしているんですが、このマスクの上にちょうど鼻当てが来るようにもっていただくとより・・・」
若木「これをこうしてここに乗せる」
諏訪「そうですね」
若木「あー確かに。今まったく曇ってない」
鼻当てをマスクの上に乗せると、息がメガネに届かず、曇りにくいということです。
さらに・・・
諏訪「もう一つ、裏技としてはこの不織布の上の部分を織り込んでいただいてつけていただくとさらに曇りにくい」
マスクのワイヤー部分を内側に織り込みます。そして、鼻にフィットするようにワイヤーを整えます。整えた不織布マスクを鼻に沿うように密着させると、内ポケットで呼気を抑え込むため、より曇りにくくなるということです。
からの記事と詳細 ( マスクに合うメガネ プロがアドバイス 曇りを防ぐ裏ワザも【広島発】 - FNNプライムオンライン )
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