[東京 29日 ロイター] - きょうの東京株式市場で日経平均株価は、反発が想定されている。前日は高値警戒感も手伝って押しを入れたものの、米国株式市場が堅調だったほか、シカゴ日経平均先物も上昇したことを受けて、買い優勢の展開になるという。きょうは今年度の権利付き最終売買日であることから、配当権利取りの動きが下支え要因になるとの見方もある。
日経平均の予想レンジは2万7900円─2万8300円。
28日の米国株式市場は、S&P総合500種が3営業日連続で上昇して終了。エネルギー株と金融株が軟調だったが、電気自動車(EV)大手テスラが大きく買われたことが相場全般を刺激した。
シカゴの日経平均先物は円建てで前日比360円高。この動きから前日のマイナス分を埋めにかかって始まるとみられる。年度末最終売買日とあって、配当権利取りの買いが入るなど需給面での思惑が生じやすい。強い基調を改めて確認する動きとなりそうだ。
市場では「リスクオンの動きになってきたが、トレンドフォローの投資家も多いために、動きが出た方向に相場は振れやすい。きょうのところは米株高と、年度末の事情から堅調に推移しそうだ」(岡地証券・投資情報室長の森裕恭氏)との声が聞かれる。
前営業日終値 年初来高値 年初来安値
日経平均 27943.89 29388.16 24681.74
-205.95 2022年1月5日 2022年3月9日
シカゴ日経平均先物当限 28010(円建て)
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