25日前場中ごろの東京株式市場で日経平均株価は前日比200円ほど高い2万7100円台後半で推移している。一時、260円超高の2万7200円台前半まで上げ幅を広げた。米株価指数先物が日本時間25日の取引で上昇し、日本の株価指数先物にも買いが波及している。
百貨店など中国関連とされる一角は上値が重い。23日に発足した中国共産党の新指導部では、新型コロナウイルス対策で上海市の事実上の都市封鎖(ロックダウン)を主導した李強(リー・チャン)氏が党の序列2位となった。コロナの感染を徹底して抑え込む「ゼロコロナ」政策が続けば、インバウンド(訪日外国人)需要の回復が遅れるとの警戒感が重荷となっているようだ。
10時現在の東証プライムの売買代金は概算で8731億円、売買高は3億2020万株だった。
ファストリやソフトバンクグループ(SBG)が上げ幅を拡大している。KDDIや京セラが上げた。東エレクやアドテストが高い。一方、トレンドやネクソンが安い。安川電やカシオが下げた。
〔日経QUICKニュース(NQN)〕
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