記者やデスクがとってきた、気になるニュースの裏側を解説する「ウラどり」。
浸透しない“屋外脱マスク”で、政府が新たなPR。
岸田首相は17日、マスク着用のルールについて、「屋外では原則不要だ」ということを強調した。
さらに、新たな「リーフレット」に言及。
ある政府関係者は、「“屋外でのマスクは原則不要”だということを目立つように改めた」と狙いを話す。
そこで注目のウラ情報は、「屋内での脱マスクはいつに?」。
政府関係者は、「冬場はインフルエンザなどもあり、マスクの着用が増える」として、屋内での脱マスクはすぐには難しいと話しているが、政府の対応が注目される。
マスクの着脱をめぐっては12日、松野官房長官が「屋外では原則不要とのルールが国民と共有できていない」と述べ、広報を強化する考えを示していた。
そして14日、厚生労働省は新しいリーフレットを作成し、自治体に向けて広報した。
紺色をベースにした新しいパンフレットは、以前のものに比べて、「屋外」と「屋内」の文字が強調され、「屋内は原則不要」、「屋内はマスク着用」との趣旨を際立たせている。
政府関係者は「細かな場合分けの記載を取り除いて、わかりやすさを重視した」と話すが、別の関係者からは「わかりやすくなっているが、それでも注釈が多い」、「そもそも新しいリーフレットの存在が知れ渡っていない」など、厳しい意見も聞こえてきている。
岸田首相は17日、「メリハリをつけて、マスクは場面に応じた適切な着脱に務めてほしい」と、あらためて国民に呼びかけたが、ウィズコロナの生活に向けて、さらなる広報の強化が求められている。
からの記事と詳細 ( 屋外脱マスク 政府PRのウラ側 「屋内」はどうなる?|FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン )
https://ift.tt/lcCvIV5
No comments:
Post a Comment