オーナーとなってからの過激な言動、新たな注目集める
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Photo:NurPhoto/gettyimages
米起業家のイーロン・マスク氏は長年にわたってツイッターを利用し、競合相手や規制当局、一般市民からの批判または脅威と受け取られるものに対して、挑発したり、尊大な態度を取ったり、攻勢をかけたりしてきた。
マスク氏が長年いわゆる「スーパーユーザー」だったソーシャルメディア・プラットフォームを買収した今、同氏の「口撃」は新たな広がりを見せており、自身は免責を受けているとの認識があるかのようだ。
世界長者番付でこのほど首位から2位に後退したマスク氏は、コメントの求めに応じなかった。ツイッター上の同氏のフォロワー数は1億2000万人を超え、バラク・オバマ元米大統領を約1000万人下回る水準だ。
10月にツイッターを買収してから数週間、マスク氏は、同氏の怒りを買った者がツイッター上で彼の標的となる備えをすべきであることを明確にしている。例えば、マスク氏は最近、約1カ月前までツイッターの上級幹部だったヨエル・ロス氏を、未成年者を性の対象として見ることを擁護しているかのような根拠のない主張で攻撃した。マスク氏はまた、ジョー・バイデン米大統領の首席医療顧問で、政府の感染症対策を指揮するアンソニー・ファウチ氏による新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)への対応を問題視し、同氏の訴追を要求した。
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