政府は、新型コロナの感染症法上の位置付けを、早ければ4月にも現在の「2類相当」から季節性インフルエンザと同じ「5類」に引き下げる方針を固めました。
■「屋内マスク」原則不要へ
同時に検討されているのが、マスク着用の緩和です。
現在、屋外では会話をしなければ「原則不要」。屋内では距離が確保できている場合や会話をほとんどしない場合を除き着用が推奨されていますが、屋内についても「原則不要」とする方向で調整が進められています。
これで、いよいよ日本も「ノーマスク」となるのでしょうか。
■客「施設にルールを決めてほしい」
東京・浅草にある演芸場。客同士の会話はほとんどありませんが、今はマスク着用の協力を求めています。
浅草演芸ホール・松倉由幸代表:「寄席演芸場をやる人間にとっては喜ばしいニュースで、もろ手を挙げて賛成したいんですけど。『マスクを取ってもいいですよ』と言われても、取らない方も中にはいらっしゃると思うし。その辺は、お客様の自由でいいんじゃないでしょうか」
施設としては「マスクが原則不要」となっても、あくまで客の意思に任せる考えです。
しかし、客からは「施設にルールを決めてほしい」という声が上がりました。
50代:「不安な部分は飛沫(ひまつ)が飛んだりとか、うつったら嫌だなというのがあります。施設の中でルールを決めて頂ければ、(マスクを)するしないを私たちはそれに従って守ればいいと思う」
60代:「またコロナがひどくなったら『マスク』って話が出るんじゃない。だから、コロナ次第だと思う」
■芸人「マスクないと笑顔が見える」
一方、舞台に立つ芸人は「大歓迎」です。
きょうたさん(36):「(マスクを)外していくことは、すごくうれしいですね」
おせつさん(38):「今、外してるもんね」
きょうたさん:「マスクないと笑顔が見えるんで、笑い声聞こえなくてもこっちもやりやすい。マスクしていて、笑い声がなかったら、どういう感触でやっているのか。ちょっと見失いそうになる時がある」
岸田文雄総理大臣は20日、「5類」への引き下げやマスクの着用の緩和について、関係する閣僚に詰めの調整に入るよう指示する見通しです。
(「グッド!モーニング」2023年1月20日放送分より)
からの記事と詳細 ( 5類引き下げ 「屋内マスク」原則不要へ…演芸場「客の自由」 客「ルール決めて」[2023/01/20 10:08] - テレビ朝日 )
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