新型コロナウイルスの影響で、ここ数年マスクの欠かせない日々が続く。生活用品大手のライオンのアンケートによると、マスクの中にこもる口臭が気になる人が増えているという。どうしたら口臭は防げるのだろうか。【毎日小学生新聞・長岡平助】
ライオンが2021年3月に、16歳以上の男女約2000人に行ったアンケートによると、マスクの着用が習慣化した1500人超のうち約3割が、自分の口臭が気になるようになったという。
そもそも口臭とは何か？ 胃から上がってくる食べたものの臭い……と考えるかもしれないが、胃の入り口の「噴門（ふんもん）」は通常は閉じられている。胃から臭いが上がってくることはない。ライオンによると、ニンニクやたばこなどの臭いを除けば、健康な人の口臭の主な発生源は、歯に付いた細菌などの「歯垢（しこう）」や舌に付いた細菌などの「舌苔（ぜったい）」という。舌苔は、舌の上の白いコケのようなかたまりだ。
歯垢や舌苔の細菌が、食べかすや口の中のはがれた粘膜、血液成分などに含まれるたんぱく質を分解することで、口臭の原因物質が作られ、口臭が発生する。
舌苔の掃除どうする？
健康な人が口臭を予防するには、歯垢と舌苔を除去する必要がある。歯垢は歯磨きで落とす。歯ブラシのほかに…
からの記事と詳細 ( マスクで気になる口臭、防ぐには? 歯や舌の汚れを落とす注意点 - 毎日新聞 )
https://ift.tt/G2SUX7Q
No comments:
Post a Comment