新型コロナ対策としてのマスク着用について、京都府は、政府の方針にあわせ、来月（３月）１３日から個人の判断に委ねることを決めました。
また、無症状の人を対象にした無料の検査など、府が行っている一部の事業も３月末で終了する方針です。
これは、２４日の定例会見で西脇知事が明らかにしたもので、マスク着用の考え方については、来月１３日以降は個人の主体的な選択を尊重し、着用は個人の判断に委ねるとしました。
引き続き、▼医療機関を受診する際や、▼医療機関や高齢者施設などを訪問する際、▼通勤ラッシュなど混雑した電車やバスに乗るときは着用を推奨します。
また、留意事項として、感染対策や事業に関する理由などで、事業者が利用者や従業員に着用を求めることは許容されるとしました。
マスク以外の当面の府の対応としては、新型コロナの感染症法上の位置づけが５月に「５類」となることを踏まえ、無症状の人を対象にした無料の検査や、ワクチン接種会場の運営など府が行っている一部の事業を３月末で終了する方針です。
このほかの事業については、来月（３月）示される国の方針を踏まえ、改めて対策本部会議を開いて方針を決めるということです。
西脇知事は、「新型コロナの５類への変更で大きな節目を迎えるが、コロナウイルスは引き続き存在していて、特に重症化リスクが高い人への配慮など引き続き対応を求めていきたい」と呼びかけています。
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