マスクは道具。道具には効果も限界もある。一概に要不要ではない。
新型コロナウイルスは呼吸器に感染する。我々は感染者の呼気で排出されて空間に漂ったウイルスを吸い込んで感染する。ただ、ある程度の量以上のウイルスを吸い込まないと感染しない。この「感染するかしないかの量(感染の閾値(いきち))」は正確には不明だが、それほど多くも少なくもないだろう。
一方、マスクはウイルスの吸い込みを半分程度に減らすことで感染リスクを下げることができる。だが、単純に「感染を半分に」とはならない。半分になったウイルス量が「感染の閾値」を下回らなければ効果は出ない。つまりマスクが感染を防げるかもしれないのは、比較的少量の浮遊ウイルスに短時間暴露された場合だけだ。街中でたばこの煙に偶然出会うイメージ。
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