新型コロナウイルスの今後の感染者数について、名古屋工業大学のグループが先月下旬までのデータをもとにAI=人工知能を使って試算したところ、80%の人がマスクをしない場合、東京では来月中旬に一日あたりおよそ8300人に上るとする結果を示しました。
一方で、半数の人がマスクの着用を続けた場合にはおよそ4600人に抑えられるとしています。
名古屋工業大学の平田晃正教授のグループは、先月29日までの感染者数などのデータをもとに、さらに感染力の高い変異ウイルスが現れず、人出がコロナ前の水準まで緩やかに戻るといった想定で、今後の感染状況をAIを使って試算しました。
その結果、東京都の1週間平均での一日あたりの感染者数は来月上旬から中旬にかけて大型連休などの影響で増えると見込まれ、80%の人がマスクをしない場合、およそ8300人、半数の人がマスクをした場合はおよそ4600人に抑えられるという結果になったということです。
これまでどおりの着用状況が続く場合は、およそ2600人にとどまるという試算結果でした。
その後は感染者数が緩やかに減るものの、お盆休みのあと、8月下旬にも5月中旬よりは少ないものの、増えると見込まれると試算されたということです。
平田教授は「換気が難しく、『密』になる場合などには、マスクの着用は推奨できる。対策ができていれば、急激な拡大にはならないだろう」とコメントしています。
からの記事と詳細 ( コロナ感染者 8割マスクしないと東京で一日8300人の試算|NHK 首都圏のニュース - nhk.or.jp )
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