県内の多くの小学校では10日、始業式が行われ、マスクの着用を求めないことを基本とする新たな方針のもとで新学期がスタートしました。
福井市の日之出小学校で開かれた始業式には、まだ入学していない1年生を除く2年生から6年生の児童、およそ270人が出席しました。
県教育委員会では、新学期からは児童や教職員にマスクの着用を求めないことを基本とするという通知を出していますが、この学校ではほとんどの児童はマスクをしていました。
体育館で行われた始業式では換気を行い、列の間隔を1メートルほど空けるといった対策をとったうえで児童たちが校歌を斉唱しました。
この小学校でマスクの着用を求めずに校歌を斉唱するのは3年ぶりということです。
そのあと田中範継校長が「コロナ禍でこれまで出来なかったことがことしは出来るようになると思います。マスクをしている人もしていない人もいますが、どちらの人にも思いやりを持って接するようにしましょう」とあいさつしました。
このあと5年生の教室では、担任の先生がマスクの着用が自由になっても手洗いや換気などの感染対策は続けるよう説明して、新学期で使う教科書を配りました。
マスクを着けずに登校した5年生の男子児童は「2年生から4年生まではずっとマスクを着けていたので、久しぶりに外せてうれしいです。5年生は宿泊学習があるので楽しみです」と話していました。
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