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Monday, June 26, 2023

将棋対局中鼻出しマスクで処分は違法日浦八段が将棋連盟を提訴朝日新聞デジタル - 朝日新聞デジタル

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 将棋の対局中にマスクを適切に着用しなかったとして反則負けになり、3カ月の出場停止処分を受けた日浦市郎八段(57)が、日本将棋連盟羽生善治会長)に対し約380万円の損害賠償を求める訴えを、26日までに東京地裁に起こした。

 日浦八段は今年1~2月に3回、鼻を出した状態でマスクを着けて対局に臨み、同連盟が定めた臨時対局規定に違反したと認定され、いずれも反則負けになった。

 日浦八段は「鼻まで覆ってマスクを着けて対局すると、集中力が下がる。処分によって不戦敗となった3対局は対局料を受け取れなかった」と主張。訴状では、同規定の施行後、日浦八段の他に「鼻出しマスク」の状態で対局する棋士がいたことを指摘した上で、「鼻を覆う状態でのマスク着用義務はなく、反則負け処分及び対局停止処分は違法」と訴えている。

 同規定は、新型コロナウイルスの流行を受けて昨年2月に導入された。政府がマスク着用に関する方針を緩和したため、今年3月に廃止されている。村瀬信也

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